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「中国合夥人」 我々が実現させた「中国の夢」

2013/6/9 11:45:51   來源:人民網日本語版 2013/6/9 11:45:51

  17日から公開され大ヒット中の陳可辛(ピーター・チャン)監督作「中国合夥人」の英語版タイトルは「American dreams in China」という。その意味は「中国のアメリカンドリーム」だが、実際に描かれるのは、1980年代から現在までの約30年間における中国の大きな変革を背景に、3人のごく普通の青年が人生を変えるために奮闘し、最終的に「中国の夢」を実現させる物語だ。

  映画が興行と評判を共に得ることは容易なことではないが、「中国合夥人」はそれを実現させた。初週の3日間で興収1億元(約16億6900万円)を超え、大ヒット中の「アイアンマン3」を抑えて週間興行成績ランキングのトップに立つと同時に、多くの映画館で観衆たちがスタンディングオベーションをするという状況を生み出した。中国の若者が事業を起こし奮闘する姿を描いたこの映画は、現時点で「中国の夢」を描いたベストムービーという評価を受けている。「人民網」海外版が伝えた。

  ■ごく普通の3人の青年が実現した「中国の夢」

  「中国合夥人」は北京大学英語講師出身の創業者・兪敏洪氏が93年に設立した中国学習塾最大手「新東方教育科技集団」の創業エピソードを脚本化したもので、大学を舞台とし、仲の良い3人の青年を主人公に描かれる。農村出身の田舎者の成東青、海外留学から帰国した孟暁駿、現実社会への不満に憤る王陽の3人の創業者の伝記物語だ。

  この人の心を励ます青春映画は一般の観衆と企業のいずれにも受け入れられた。脚本を務めた査文瀟は「夢、衝動、挫折、迷い、何度でもくじけない頑張りと精神、すべてがこの映画の中に余すところなく表現されている。青春とは痛くも痒くもない恋愛をして、卒業後に別れて・・・といったものではない。青春は大きな時代の下にごく普通の人物が奮闘する歴史であり、世界を変えられなくても、少なくとも外の世界によって自分が変わるものだ」と語る。  

  ■主演俳優3人がやり遂げた「中国の夢」

  「中国合夥人」の主人公3人には中国大陸部の3大人気俳優である黄暁明(ホァン・シャオミン)、◆超(デン・チャオ)、◇大為(トン・ダーウェイ)がそれぞれ扮している。3人はいずれも過去のイメージを覆し、キャラクターに深く入り込んだ演技を見せ、映画の出来に貢献している。特に、見直したのは、かつては「顔だけ」と演技力不足を指摘されたこともある黄暁明だ。劇中では主人公が徐々に成長していく様を段階的に表現している。農村出身の田舎者だった主人公が、生え際が後退して「海外留学の父」と呼ばれるようになるまでの過程を、ためらいのある顔から確固とした信念を持つ顔へ、単純な性格から複雑な感情を持ち合わせる大人へと変化する様を見事に表現してみせた。成東青の彼女がアメリカ留学のビザを取得したと聞いた時の愕然とした表情や王陽が結婚式を挙げた後、親友2人が会社を辞めたいと言った時、言葉を無くし、我を忘れたように大声で泣くシーン、エピローグ間近の数分間に及ぶ英語のスピーチのシーン。いずれのシーンも、黄暁明が見せた演技が印象深く、忘れられない。

  ■香港の監督が実現させた「中国の夢」

  香港の陳可辛監督は、夢、友情、愛情を巧妙に結びつけ、青春のエネルギーを欠けさせることなく、人を誠実に励まし、中国大陸部の時代の鼓動にあった映画を作ることに成功した。陳可辛監督は「新東方教育科技集団」の創業者である兪敏洪氏に会ったことがないことを認めているが、事のはじまりは、中国の映画会社・中国電映集団の韓三平氏が陳可辛監督に「新東方教育科技集団」の共同創業者である徐小平が書いたシナリオの第一稿を見せたことによる。その後、ドラマ性を強めるため、「クレイジー・ストーン」(原題:瘋狂的石頭/2006)の脚本家である周智勇氏と新世代の脚本家の張翼重氏にリライトを依頼し、オリジナルとは大きく異なる今の脚本が出来上がったのだという。

  ビジネスを題材にしたこの映画について、陳可辛監督は台本の中に描かれている紆余曲折についてあまり理解できなかっただけでなく、株式上場や買収などのビジネス専門用語についても、必死に勉強をしてようやく少し理解できるぐらいだったという。しかし、このことが陳可辛監督のこの映画を撮る決意を揺るがすことはなかった。創業の物語はただの外郭であり、映画として描くテーマは、ビジネスという衣を身に付けた人々の「失われた童心」である。人は成長や歳月、お金のために、徐々に純粋さを失っていく。陳可辛監督は、「多くの人が私に『ラブソング』(原題:甜蜜蜜/1998)のような映画を撮って欲しいと希望していることを知っている。しかし、私にはもうあのような映画は撮れない。人は変わるものであり、人生の異なる段階でまた違ったものを作るものだ」と語る。この「中国の夢」の物語の中では、陳可辛監督自身もまた、夢を追いかけるごく普通の人物に過ぎない。 ■「中国の夢」を実現させたあらゆる人々の物語

  「中国合夥人」の主人公たちの経歴は、この30年間における中国のあらゆる事業の創業者たちの経歴と重なる。陳可辛監督は、中国の有名企業の創業者である馬雲氏、王石氏、李開復氏、馮侖氏、張朝陽氏、李国慶氏をはじめとする、すべての創業者たちに敬意を表すため、映画のエンディングに、あえて実物の創業者の近影の写真と昔の写真を対比させ、創業者が夢を実現させた物語をビジュアル的に伝えようとした。

  多くの創業者たちは映画の中に自分たちの姿を重ね合わせて、共感した。中国大手デベロッパーのSOHO中国有限公司代表取締役の張欣氏は映画を見た感想を、「これは決して兪敏洪氏の個人的な物語ではない。兪敏洪氏と同世代の創業者や懸命に奮闘してきた、海外留学をした、海外留学から帰国した、田舎者の、上場した、あらゆる人々の物語だ」として「映画に描かれている衝突、苦労、成功、喜びすべてを私は経験してきた」と語っている。

  新東方教育科技集団の共同そ創業者であり、映画の物語の原作者でもある徐小平氏は「映画の中の孟暁駿の役柄には画期的な意義が含まれている。1980、90年代に中国で起こったアメリカ留学の大ブームは、21世紀になって歴史が逆転し、現在中国がアメリカに取って変わった。特に70年代、80年代、90年代生まれの中国人たちにとって、中国は夢を追いかける肥沃な土壌となった」と映画について語った。

  ■ネットユーザーの映画批評「夢や友情が持つ力を喚起させる映画」

  ヴィッキー・チャン監督デビュー作の「致我們終将逝去的青春」と比較すると「中国合夥人」はより現実的だ。あえて青春や友情について強調していないが、非常にストーリー性がある。最近、習近平・中国国家主席が北京大学生に返信した手紙の中で「中国の夢」のことが触れられていた。この映画は、何も成し遂げられない駄目人間が、中国式の夢を実現し、人生を逆転させる物語だ。観衆はその中で、現実や尊厳、奮闘、創業のあらゆることを見ることができる。我々はあの時代を経験していないが、間違いないのは我々にも自分たちの「中国の夢」があるということだ。

  個人の映画批評サイト「韓景峰看電影」では同映画について、「『中国合夥人』は比較的出来のいい主流商業映画だ。非常に前向きなエネルギーに溢れている。見終わった後の感想もさわやかで、テンションも上がる。『ラブソング』のような文芸の質を備えながら、物語もきっちりと描いている。映画は少しナルシストなテーマに偏る傾向もあるが、『ソーシャル・ネットワーク』(2010)のような人の心を突くような鋭い痛みや警告を伴う映画とは異なる、人の心を励ます映画になっている」として「夢や友情が持つ力を人々に喚起させる映画」と批評している。

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