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鄒城:曲阜と並び孔孟桑梓の邦

2014/9/4 16:49:08   source:中国山東網

  西周のころには邾国(ちゅう)があったが、後に騶国(すう)と改名した。秦は騶県(すうけん)を置き、唐代に鄒県(すうけん)と改められた。1992年に県が廃止され市となったが、その際に鄒県から鄒城市に改名されている。1994年には国家歴史文化名城に指定された。

  鄒城は孟子の故郷として有名である。孟子は儒教の中でも孔子に次ぐ思想家であり、後世の人々からは「亜聖」と呼ばれ敬われてきた。鄒城は北にある曲阜市と並び「孔孟桑梓(そうし)の邦」(孔孟の故郷)と呼ばれている。このため文化を重んじる気風は色濃く、匡衡・王粲・仲長統などの文人が多く輩出されている。

  現在、鄒県城内には孟子を祀る亜聖殿などの殿閣が並ぶ孟廟(もうびょう)、孟子の後裔の一族が住む孟府(もうふ)、孟子や孟孫・季孫・叔孫らの墓林である孟林(もうりん)が残る。市街地の西北には鉄山および崗山の摩崖石刻があるほか、孔子・孟子・秦始皇帝・漢武帝らも訪れた嶧山(えきさん)などの史跡が位置する。嶧山には始皇七刻石の一つがあったとされる。「孟廟と孟府」、および「鉄山・崗山摩崖石刻」は全国重点文物保護単位に指定されている。

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