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3DCG版「STAND BY ME ドラえもん」中国で5月公開

2015/4/30 10:17:24   source:人民網日本語版

  「STAND BY ME ドラえもん」中国版ティーザーポスター

  2014年8月8日に日本で公開され興行収入80億円を超える大ヒットとなった3DCG版「STAND BY ME ドラえもん」が5月下旬に中国全土で公開されることが明らかになった。中国人民解放軍八一映画製作所が字幕制作を手掛けた同映画は、6月中旬からオンライン動画サイトでも配信される。配給会社はこのほど同映画の京劇風中国語版ポスター3種類を発表した。ドラえもん、のび太、しずかちゃんのそれぞれキャラクターと中国の京劇の要素を違和感なく融合させたデザインとなっており、青と赤を基調とする京劇の配色とドラえもんの青い色が非常にマッチしている。新京報が伝えた。

  映画はのび太としずかちゃんとの愛を描く「愛の物語」とのび太とドラえもんの出会いと別れを描く「泣くドラえもん」の二つのパートからなり、「のび太の結婚前夜」「帰ってきたドラえもん」「雪山のロマンス」「さようならドラえもん」などの原作の中の7ストーリーを再構築したものだ。

  本作は、映画ドラえもんシリーズ初の3DCG版となるが、のび太の町の背景や玄関、客間、廊下、書斎といったのび太の家の風景は、すべて1対6に縮小したミニチュア模型を製作して実写で撮影された。

  同映画は昨年8月8日に、日本の映画館319スクリーンで公開され、初週で観客満足度1位となり、5週連続興行成績1位を記録した。その後も、イタリア、韓国、シンガポールなどで公開され、現時点で10億元(約192億円)の興行収入をあげている。どんな噂があったとしても、恐らくこれが映画「ドラえもん」シリーズの完結編となるだろう。だとしても、のび太の振りをして、ドラえもんやドラえもんが本当に存在すると信じていた子供時代にさよならを告げ、映画館の暗闇の中でこっそりと涙をぬぐうチャンスはまだ残されている。

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