中国の李克強首相は27日、国家科学技術戦略座談会に出席し、重要な談話を発表しました。
李首相はこの談話で「ここ60年間、中国科学院は国家戦略のニーズに焦点を当ててきた。歴代の院士は強い国、富める民を志に、名声や利益を求めず研究に励み、科学技術の分野で世界をリードする多くの成果をあげた。また、中国の総合的国力を強め、国際的地位の向上に重要な貢献をした。現在、中国は発展をグレードアップさせるのに重要な段階に突入している。世界の科学技術の革命において主導権を握り、環境資源の制限などを突き抜け、新たな動力への転換を実現させる。そのために、第一の生産力である科学技術を強化し、革新という『万能の鍵』を用いて、科学技術と経済の融合を深化させ、経済は中高速成長を保ちつつ、中高レベルへ向けて邁進するよう促すべきだ」と述べました。
