第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議が今月の末、パリで開かれます。3日間の予定で開かれるこの閣僚級準備会合は8日、パリで開かれ、気候に関する新しい協定の締結にラストスパートをかけています。
今年の7月と9月に、パリで2回も開かれた非公式閣僚級準備会合についで、今回の準備会合の目的はドイツのボンで合意したパリ気候協定の草案をめぐって討議を行い、各条約締約国が出来る限り妥協し、最終交渉の円滑な展開に政治的な原動力を提供することにあります。
会期中、会議に参加する代表は全体会議とパネルディスカッションを通して、パリ気候協定の大きなな目標と公平性、2020年までに実施する具体的な行動、2020年以降の資金調達という四つのテーマをめぐって意見交換を行います。