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高齢化を控える中国、労働人口が大幅減か=米メディア

2016/12/8 10:34:10   source:チャイナネット

  日本、ドイツ、イタリアなどの先進国では人口問題について多く論じられているが、中国という同じく注目に値する国がある。豪マッコーリーグループの研究者はこのほど、2015−20年の世界各国の労働人口の変化を予測した。うち中国の労働人口の減少数が最多の2900万人にのぼる見通しだ。

  メリルリンチの研究チームも今年5月、研究結果を発表した。それによると、中国が世界2位の経済体に台頭する間、その労働人口は1980年から2015年の間に3億8000万人増加したという。しかし2050年までに中国の人口は6000万人減少し、労働人口が2億1200万減少することになる。

  中国では近い将来、65歳を超える人口が増加する。つまり中国は日本などの先進国の、高齢化問題を迎えることになる。米国勢調査局が今年3月に発表した報告書は、中国の65歳以上の人口と、その他の経済体の総人口の状況を比較した。中国の高齢者人口は2015年に日本の総人口を超え、1億3690万人に達した。2030年には2億3880万人に達し、日本とエジプトの総人口の合計を上回る。2050年には日本、エジプト、ドイツ、豪州の総人口の合計に達し、3億4880万人になる。

  「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年12月7日

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