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スマホ市場の成長続く 中国ブランドが世界トップ3を独占

2017/2/17 9:22:21   source:チャイナネット

  調査会社のIDCが先ごろ発表したデータによると、2016年の中国スマートフォン(スマホ)出荷台数は前年比8.7%増となり、増加率が2015年の1.6%を上回った。うち第4四半期の出荷台数は18.7%増と、高い伸びを示した。特に、中国のOPPO、華為(ファーウェイ)、vivoがトップ3を独占し、合わせて半分近くのシェアを握った。アップルはシェア9.6%の第4位だった。

  リポートによると、2016年の中国スマホ市場の急成長は、ユーザーの携帯電話端末に対する要求が高度化したことが要因。ユーザーは高コストパフォーマンスの製品ではなく、日常使えるスタイリッシュなスマートツールを求めるようになった。スマホは、地図ナビゲーション、モバイル決済、ショッピング、ゲーム、動画など様々なシーンで多様なサービスを提供するため、ユーザーは高コストパフォーマンスの製品からスタイリッシュな端末へと買い替えを急いだ。

  携帯電話端末市場の成長トレンドに乗るために、中国のスマホメーカーはブランド構築、製品設計、商業モデルを調整し、大きな市場シェアを獲得した。

  OPPO、vivoに代表されるスタイリッシュな中国メーカーは、若年消費者層を捉え、特にオシャレを求める女性ユーザーに受け入れられた。流行アイドルを使った宣伝や娯楽番組での広告掲載、地方都市での小売店舗の展開で、ユーザーにブランドイメージを植え付けた。また、華為に代表される技術に優れるグローバルブランドは、最先端の製品構成、機能設計、卓越した製品体験が大都市を中心にユーザーから人気を博している。

  「中国の携帯電話端末メーカーはこのような強みを持っている上、各社ともチャネル提携者と商業的な利益を分かち合い、ウインウインを実現して長期的な協力と発展の基盤を維持しようとしている。例えばOPPOとvivoは、安定したチャネル提携パートナシップを持っていることが着実な成長につながっている」。IDC中国研究マネージャーの金迪氏はこう話した。

  データによると、2016年のスマホメーカートップ5は順に、OPPO、華為、vivo、アップル、小米(シャオミ)で、うちOPPOの出荷台数は前年比122.2%増の7840万台、シェアは16.8%で2015年の8.2%を上回った。一方、アップルの出荷台数は前年比23.2%減の4490万台、シェアは2015年の13.6%から9.6%へ4ポイント低下した。

  第4四半期のみでは、OPPO、華為、vivo、アップルの出荷台数はそれぞれ前年同期比109.2%増、27.7%増、96.4%増、12.8%減となり、シェアは18.1%、16.9%、16%、11%だった。

  「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月16日

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