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スマート化の推進に向けた中・フィンランド連携

2017/2/24 14:11:35   source:青島政務網

  2月22日、青島スマート技術研究院は、フィンランド技術庁とともに高新区で中・フィンランドスマート企業連携に関するシンポジウムを共催した。中国自動化学会、フィンランド技術庁、中・フィンランドICT連盟、中国石油大学、山東科技大学、ハイアール、ハイセンス、新華錦、中車からおよそ30人の専門家・学者が一堂に集い、中・フィンランド両国の医療、高齢者介護、教育、交通、製造など分野におけるスマート化とスマート技術の応用などについて交流した。

  青島スマート技術研究院では、Parallel theoryの研究と応用へ取組を行って、いままで、ビッグデータ、ソーシャルコンピューティング、人工知能、政策決定知識自動化からなるParallel Intelligenceを構築しており、中国の交通、農業、高齢者介護など産業の発展に大いに寄与している。フィンランド革新局との間は、密な交流をした上、青島市におけるスマート研究センターづくり、スマート化の先端分野における研究とスマート技術の普及、スマート化関連プロジェクトの立地で連携することに合意している。

  フィンランドでは、数多くの大手企業は国際先端なスマート技術を有していることで、高齢者介護、医療、教育など分野でスマート化が進展している。例えば、高齢者は、在宅のまま、血圧数、脈拍数をかかりつけ医に発信し、遠隔受診を受けられる。家で転倒した場合、腕時計の形のウェアラブルデバイスのボタンを押すだけで救急車を呼ぶことができるという。青島スマート技術研究院の副院長は、これらの先進理念・技術・製品は今後、青島に導入されることがあるとコメントしている。

  関係筋によると、2月23日、フィンランド技術庁は、山東科技大学との間にSTEAM(科学、技術、工学、芸術、数学)理念とCDIO(アイディア、デザイン、実現、運営)パターンに基づくスマート教育を検討する予定。

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