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3月は国産映画全滅 17作品が興行収入800万元以下

2017/4/5 10:19:09   source:チャイナネット

  3月も終わり、映画に関するデータが次々と発表された。19本の国産映画が公開されたが、勢いのあるハリウッド映画には太刀打ちできなかった。

  中国の映画専門サイト「猫眼電影」の統計によると、3月31日時点で、公開中の『キングコング: 髑髏島の巨神』の興行収入は8日間で6億9900万元、『美女と野獣』は15日間で5億4000万元、『A Dogs Purpose』は29日間で5億9500万元、『ローガン3』は29日間で7億3000万元となり、最も人気のない文芸映画『GENIUS』でも1464万8000元だった。5作品の合計は26億元で、3月の全国の興行収入約30億元の8割を占めた。

  国産映画は悲惨な成績と言える。統計によると、3月31日時点で、公開済みの19作品のうち興行収入が1000万元を超えたのは『歓楽喜劇人』(6500万元)と『碟仙詭譚2』(1250万元)だけで、残りの17作品は700~800万元、少ないもので100万元程度となった。中でも、最も悲惨な国産映画は『咱們分手吧』で、わずか1万6000万だった。

  3月はどのような作品でも国産映画は全滅しただろう。最も残念なのは金馬奨で最優秀作品賞を受賞した『八月』である。同作は3月24日に公開され、興行収入は362万元に達したばかりである。どうであれ、文芸映画は中国では高尚すぎて理解されず、スモッグの改善と同じですぐに解決するのは難しい。興行収入が最も良かった『歓楽喜劇人』のサイト「豆瓣」での評価は2.6。同作は旧暦1月1日の公開予定だったが、その時期の公開作品が多すぎるため3月24に延期された。

  「猫眼電影」の統計によると、2017年1月から2月までの中国の興行収入は約110億元で、前年同期よりわずか3億元の増加となった。春節時期は興行収入が好調で一時は映画市場の回復が期待されたが、実は今年から興行収入にインターネット販売の手数料も加算されるようになった。この部分を引けば、1~2月の興行収入は前年同期比で3ポイントほど低下したことになる。また統計によると、3月の興行収入の前年同期比減少幅は2桁で、13%以上になるとみられる。これについて業界関係者は、国産映画の質が原因だとしている。

  3月最終日の31日、アレック・スー監督の『容疑者Xの献身』、徐静蕾(シュー・ジンレイ)監督の『綁架者』、荘文強脚本・麦兆輝と藩耀明監督の『非凡任務』が公開された。公開初日の『容疑者Xの献身』の興行収入は2700万元、『綁架者』は1000万元超、『非凡任務』は1000万元弱だった。しかし、公開されたばかりの映画が『キングコング: 髑髏島の巨神』を揺るがすことは難しい。4月7日には強敵の『攻殻機動隊』、4月14日には国産映画が恐れる『ワイルド・スピード ICE BREAK』が公開される。前編で24億元を超えた同作がどれほど高い興行収入を収めてもおかしくはない。

 

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