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アモイ市に故宮「分館」オープン、所蔵品を振り分け

2017/5/19 9:50:32   來源:チャイナネット 2017/5/19 9:50:32

  北京から2000キロ以上離れた福建省アモイ市コロンス島に13日、故宮博物院の新たな「分館」、故宮外国文物館がオープンした。敷地面積は1万1000平米、建物面積は5180平方メートル。故宮の清宮に所蔵されていた海外の文化財219点が展示されている。

  同分館のオープンは、アモイ市民にとってのグッドニュース。家からそれほど離れていない場所で、故宮秘蔵の珍しい宝物を鑑賞することができるためだ。故宮を訪れた人の多くは、「文化財の精巧さと美しさ。さらにその来場者の多さに驚いた」と話す。

  「故宫パオ」という流行語があるが、これは来場者が多すぎるため、故宮に入場して一直線に目当ての展示物に向かって走らないと参観することができない、という意味である。2015年6月から、1日8万人の入場制限が設けられたが、2016年の見学者総数は前年比6.19%増の1600万人余りとなった。

  「来場者が多すぎる」という問題を抱えているのは故宮だけでない。パリのルーブル美術館やNYメトロポリタンミュージアムなど、世界の有名美術館も同様である。美術館はもはや「静かな港」ではない。

  2011年、ロンドンのある批評家は、「ギャラリーの怒り」という新語で、展覧会に訪れた人の不満を表現。美術館に入り、急いで展示作品のところに行き、ただ「着いた」だけの見学スタイルにどれほどの価値があるというのだろうか。来場者は「激怒」。そして博物館側も「うれしくはない」。展示品を動かせられない以上、入場制限は止むを得ない措置である。

  故宮にとっての問題は、来場者の多さだけではなく、奥深い所に眠っている文化財の多さにもある。故宮博物院の单霽翔院長は「故宮所蔵の180数万点の文化財のうち、展示品は1%にも満たない。未展示品の保管には多額の経費がかかる。保管費用は経済効果からも社会的効果からも、『浪費』といえる。世界の有名美術館が『ギャラリーの怒り』という状況に直面する中、その多くが解決策を模索しているが、入場制限は利口なやり方とは言えない。その中で分館の開設は前向きな解決方法といえる。ギリシアは十数年前に、アテネ美術館の所蔵品を別のエリアの美術館に振り分けた。その結果、美術品を元の地理環境に戻しただけではなく、同エリアの観光業の発展にもプラスになった。一挙両得を超える効果があるこうした措置をとらない理由はない」と話した。

  「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月18日 

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