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広西の八好村、貧困撲滅の道を探求

2017/5/27 9:02:36   source:中国国際放送局

  中国は、世界で最大の発展途上国として、これまでに貧困撲滅事業を積極的に推し進めてきています。現在、4000万余りの貧困人口を2020年をめどに、貧困から脱却させることが中国政府の目標です。中国南部にある広西チワン族自治区大化ヤオ族自治県板昇郷八好村はこの貧困撲滅の対象となっています。ここは山々に囲まれ、耕地が狭小で、国連食糧農業機関に「人間の生活には厳しい環境」と評価されています。この自然条件の悪いところで、いかにして貧困から脱却するかが地方政府の課題です。

  八好村に住んでいるのは少数民族のヤオ族で、代々交通の不便な山の中で暮らし、木や瓦でできた家屋に住んでいました。村にある493世帯のうち67%の農家は貧困家庭でした。去年、村に通じる道路が整備されて以来、一部の村民が続々と道路の沿線にレンガの住宅を建て、引っ越してきました。

  八好村が属する大化ヤオ族自治県政府も、村に住む責任者として役員を派遣し、すべての世帯に「一対一」で扶助担当者を決めました。今後、整備する必要がある道路は1067キロもありますが、役員は、「道路作りは、村の貧困脱却のカギとなっている」と指摘しました。大化ヤオ族自治県政府は、2019年をめどに全県で貧困撲滅するとの目標を目指し努力しています。(藍、keiko)

  中国国際放送局

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