22日、山東省人民政府新聞弁公室の記者会見によると、南水北調工程が毎年山東省に13.53億m³の水を提供し、水資源の総量の面で山東省の供給保障能力を引き上げ、また、南水北調工程で構築するシステムは長江の水、黄河の水、当地の水の共同管理を実現した。中国山東網が伝えた。

　　山東省南水北調局の副局長の羅輝氏によると、南水北調工程が起動してから、山東省に導入された水は計19.9億m³に達し、大きな経済効果、社会効果と生態効果を発揮、特に干ばつの年、年の水資源リスクと水の生態安全を緩和し、全省の経済社会の持続可能な発展に保障を提供する。

　　生態環境効果の面では、南四湖、東平湖は同工程を活かし、長江の水を使い、湖生態の悪化を避けた。また、小清河の源を補い、済南市における小清河の生態環境を改善した。南水北調工程が起動してから、済南市に計1.31億m³の水を補い、済南市観光名所における泉の湧き出しを保障した。

　　社会効果の面では、洪水防止、灌漑、生態保護などを共に活用、1333 km²の灌漑面積を増やした。また、南四湖-東平湖区間の南水北調と水上運輸の融合を通じて、通航距離が62km増加した。

　　中国山東網