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北国の江南ーーイ坊老竜湾景勝地に迫る

2017/8/17 10:01:09   source:イ坊政務網

  老竜湾、昔「薫冶水」と呼ばれ、省レベルの観光名勝地で、「北国の江南」と称される。臨朐県城南12.5キロメートルの冶源村前、海浮山の北麓に位置する。地下から湧き出した泉水が集まってできたもの、水面面積が約2.7万平方メートル、水が深い。湧き泉が多く、主に冶泉、万宝泉、善息泉、八角湾などが挙げられ、全て山石の中に源を発している。湾内を眺めて見ると、泉水が至る所から噴出し、美しく輝くさまざまな真珠が水底から湧き上ってくるようである。泉水は澄みきっていて、温度は四季を通じて18℃で一定し、夏は涼しく冬は温かい。厳冬に入ると、湾内は雲霧がまつわりながら立ち上って、煙霞がたなびいている。朝夕、霞光がどっと流れ出て、水面の霧ととけ合って、極めて壮観である。『臨朐八大景詩』の中で、「冶源煙靄三冬暖(冶源は厳冬でも立ち込める霧が暖かい)」の詩句の意境はここに由来する。北魏の地理学者酈道元は薰冶水を『水経注』に記載し、「薰冶水は既に名所になった」、「泉の側に一つの祠があって、冶官祠と言われ、古冶官の所在地であった」と書いている。

  老竜湾に泉が1万余りあって、有名なのは鋳剣池、善息泉、濯馬潭、万宝泉が挙げられる。鋳剣池は別名が薫冶泉、老竜湾の西端にあり、泉水は勢いよく湧き上り、その主な泉の一つ、『齊乗』にも記載されている。「冶源」は 欧冶子が宝斧で泉源を掘り出したことから由来する。「薫冶泉」は鋳剣の焼き入れの時、水に熱気を出させたことから由来する。老龍湾さえ、昔「薫治湖」とも呼ばれ、伝説によると、泉の湧き出る場所が東海と直接つながっており、そこには龍が潜んでいると言われていたため、竜王廟を建て、「老竜湾」と呼ばれるようになった。「鋳剣池」、「試剣石」も欧冶子の鋳剣、試剣によってその名を得た。

  イ坊政務網 

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