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外国人が王懿栄記念館を訪れ 古い文字の力を感じ

2017/8/21 14:03:58   source:中国山東網

  漢字は中国の伝統文化のキャリアで、甲骨文字は現在確認できる最古の漢字であり、漢字の発展の歴史の中で、極めて重要な地位を有する。このほど、?感知山東?活動と王懿栄文化研究交流センターは共同で?中国漢字の歴史を遡る旅?のイベントを行い、三人の外国人を招き、甲骨文字の魅力を感じた。中国山東網が伝えた。

  甲骨文字とは、中国?殷(商)に行われた漢字書体の一つである。古代中国で生まれ発達してきた文字(漢字)と獣骨を用いる占卜とが結びついて文字記録となったものである。商、周の時代の社会歴史を研究するため重要な資料である。王懿栄文化研究交流センターの創設者の王寅氏によると、甲骨文字の構成から見れば、独立のものから組み合わせの構成になり、また多くの形声文字が現れた。甲骨文字は現在確認できる?最古の漢字?と言われる。

  1899年、当時の清の国子監祭酒(文部長官相当)であった王懿栄氏が竜骨と呼ばれていた骨に刻まれた文字を発見し、研究の先駆者となった。王懿栄氏は山東省福山(現在の煙台)出身。1880年に進士となり、1895年には国子監祭酒(教育行政の長官)に任命された。金石文を愛好し、骨董品をコレクションしていた。1898年、薬店で竜骨(獣の骨や亀の甲羅)を買い求めたところ、文字が書かれているのを発見した。食客の劉鶚と研究した結果、これは古代中国の文字、すなわち亀甲獣骨文字であり、時代は殷(商)のものと確定させた。

  現在、王懿栄記念館は煙台市福山区青竜山河浜南路に位置し、王懿栄氏の手紙、著作、書道作品など300点を集める他、国内外の歴史家、甲骨文字学者、全国有名な書道家の作品200点もある。

  Haseeb Ur Rehmanさんはパキスタン出身の学生で、今回の見学を通じて、中国の漢字の魅力を感じ、?中国の漢字の進化は独特で、想像力がある?と語った。

  中国山東網

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