このほど、イ坊市台湾事務弁公室によると、水里蛇かまど第3代主人の林国隆氏は第23回魯台会海峡博覧会の招請を受け、出展することを決めたと分かった。

　　水里蛇かまどは台湾南投県水里郷に位置し、1926年に建てられ、台湾で一番古いかまどと言ってもいい。かまどの外見は蛇のように見えるので、?蛇かまど?と言われている。

　　かまどは傾斜地に土レンガを細長く並べて作られているため、遠くから見ると蛇の形に見えるのでこの名があり、現存する台湾最古の蛇かまどで、伝統的な郷土文化を今に伝えている。陶土と柴から生まれる独特の芸術品の味わいは現代風のかまどからは決して生まれないものだ。

　　林国隆氏は台湾の陶磁器の一家に生まれ、水里蛇かまど文化基金会の会長、台湾工芸の家協会の栄誉理事長だ。林国隆氏は水里蛇かまどを管理し始めて、10年間の改革計画を行い、水里蛇かまどの歴史を守り、より多くの人に伝統的なかまど文化を知らせることを目指している。

　　中国山東網