インドのシング内務相は21日、「インドと中国がドクラム(中国名、洞朗)高地で対峙している状況について、まもなく解決策を見出すことができる」と示しました。
これに対し中国外務省の華春瑩報道官は22日、北京で「インド側の言行一致を期待する。問題解決の唯一の基礎と前提は、中国領に不法に侵入してきたインド軍が、直ちに無条件で撤退することだ」と強調しました。
インドのメディア報道によりますと、シング内務相はさらに、「インドが他国を攻撃することはない。また、国土を拡張しようとする野心もない」と述べたということです。これに対し、華報道官は「インド側が積極的な行動で、誤りを正すよう期待する」と述べました。
(hj 謙)
中国国際放送局