7日、北京で「強郵フォーラム」と題した、郵便・宅配業に関する人材育成や産業革新を目指す会議が行われました。中国は宅配便の取り扱い量が3年連続で世界一となり、多くの業者がモデルチェンジに向けて技術の向上に取り組んでいます。
中国はこの5年間で、宅配取り扱い量が4.6倍、売上高が3.7倍となり、取り扱い量は世界全体の40%に達しています。現在、中国の登録宅配業者は2万2000社あり、1日の取扱件数は1億件を超え、平均送達日数は3日以内となっています。
飛躍的な発展を遂げる宅配産業は、業務の集中化を進めており、ビッグデータ、人工知能、IOT(モノのインターネット)、クラウドコンピューティングなどの最先端技術を幅広く活用して、サービスレベルや収益の向上を果たしています。
また、技術の進歩により、仕分けロボット、スマート型宅配ボックス、ドローン、無人走行車なども急速に取り入れられています。(怡康、森)
中国国際放送局