中国国家旅游(観光)局はこのほど、「全国全域観光ホログラフィー情報サービスシステム」を発表した。モバイル地図アプリ・高徳地図のデータと精度の高い測位能力を活用して、中国全土の観光地にあるトイレの位置を示してくれるのが、同システムの重要な機能の一つだ。ハイテクを活用して観光のクオリティを向上し、観光体験を最適化し、観光情報サービスをイノベーションする重要な措置の一つとなっている。人民日報が報じた。

　　中国全土の観光地の「トイレナビ」は、社会に提供されているマルチ端末地理情報プラットフォームに基づいており、観光総合情報をカバーする全国観光情報サービスシステムを構築し、情報の融合、資源の統合を通して、観光客にトイレナビ、祝祭日混雑予想、観光スポットの紹介・評価、周辺のライフサービス、クレーム・問い合わせなどを含めたワンストップサービスを提供することを目的としている。現時点で、公共トイレや観光地のトイレ50万ヶ所がナビに登録されており、トイレの位置や状況を高い精度で示してくれ、内容も少しずつ充実させる計画だという。(編集KN)

　　「人民網日本語版」2018年1月9日