習近平主席、李克強首相及び中国共産党中央政治局常務委員である栗戦書氏、汪洋氏、王滬寧氏、趙楽際氏、韓正氏らは7日午前、それぞれ全国人民代表大会の一部の代表団の審議に参加しました。
習主席は広東省代表団の審議に出席しました。席上、李希氏、馬化騰氏、米雪梅氏ら8名の代表らが相次いで近代化経済システムの構築やインターネット経済の発展の優位性の発揮、党組織の文化による私営企業文化建設への指導、軍と民間の融合によるイノベーションの推進、美しい農村戦略の実施などのテーマを巡って意見を発表しました。
これを受けて、習主席は「発展は最大の要務であり、人財は最大の資源であり、イノベーションは最大の原動力である。中国はイノベーションによる発展の道を歩まなければ、本当の意味で強くなれない」と強調、農村問題についても、「将来も3億から4億の人口が農村で生活していくことになる。そのため、農村の発展と都市化の動きは互いに補完しあい、相乗効果を得られるようにしていかなければならない」と語りました。
また、習主席は談話のまとめにあたり、憲法修正案への完全な賛同を示したのち、「現行憲法の一部への修正は、党中央委員会が新たな時代に中国の特色のある社会主義を堅持し、発展させるための大局的観点と、戦略的観点から下した重要な意思決定であり、全面的に法の下での国家統治を推進するための重要な措置でもあり、党と国民に共通する思いを具現化したものだ」と強調しました。
なお、李克強首相は浙江省代表団、栗戦書常務委員は北京市代表団、汪洋常務委員は台湾省代表団、王滬寧常務委員は貴州省代表団、趙楽際常務委員は江蘇省代表団、韓正常務委員は天津市代表団の審議に参加しました。(非、む)