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富士通が中国スマート製造市場の開拓に向けて上海儀電と合弁会社を設立

2018/3/13 9:03:44   source:東方ネット

  現代のグローバル社会において、製造業は新たに国家競争力を向上させるための重要な要素のひとつとなっている。中国においても、19大レポートで「製造業強国の建設及び先進製造業の発展を加速」という戦略が述べられた。製造業における競争力強化を目指す10年間の国家計画である「中国製造2025」に従い、スマート製造分野のイノベーションが推進されている。

  このほど富士通(中国)システム有限会社は、中国のスマートシティーソリューションを提供する国有大手企業の上海儀電(集団)と、中国スマート製造ソリューションのプラットフォームおよびサービスを提供する合弁会社「上海儀電智能科技有限会社」を設立したことを発表した。出資比率は上海儀電が51%、富士通中国が49%となっている。

  「上海儀電智能科技」の設立は、2015年からスマート製造分野において協業を開始した両社にとって、中国スマート製造市場の開拓に向けた協業の新たなステージとなる。 今後は、上海儀電が持つ80年を超える製造現場で培ったノウハウと、富士通が持つIoT、ビッグデータ、AIなどのICT技術を結びつけ、中国の製造業に向けたトータルソリューションを提供し、顧客の製造の最適化、工場効率化、きめ細かい製造管理によるコスト削減を実現するという。さらに、スマート製造エコシステムの構築を通じて、中国におけるスマート製造分野の業界標準の確立と模範企業になることを目指し、「中国製造2015」の実現に貢献していくということだ。

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