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中日韓メディアの協力に新たな発展の機会に 2018中日韓メディアフォーラム

2018/5/21 9:57:11   source:人民網日本語版

  「The Olympics Highlight Trilateral Cooperation」をテーマにした「2018中日韓メディア北京・崇礼フォーラム」が北京で18日開催された。人民日報社の方江山副編集長は挨拶の中で、「オリンピックを機に、中日韓三国のメディアの協力は新たな発展の機会を迎えている。三国のメディアは、意思の疎通を強化し、共通の認識に至り、協力を促進する面で、大きな役割を果たし、共通の責任を担うことになるだろう」と語った。人民網が報じた。

  方副編集長は、「習近平主席は以前、『中日韓は共にアジアの重要な国として、三国の協力を強化することは、三国の利益にマッチしているだけでなく、アジアさらには世界の繁栄と発展にもつながる』としている。今年は中日平和友好条約締結40周年で、中韓が戦略的パートナシップを築いて10周年、中国改革開放40周年にあたる。このような重要な節目は、『隣人は常にお互いに関心を寄せ、相手の幸せを願うもの』ということを教えてくれる。中日韓は、互いにとって隣国で、交流の長い歴史があり、共通の文化、価値観を持っているため、互いに切っても切り離せない『文化共同体』と言える」と語った。

  また、「過去に北東アジアにおいて、政治的、経済的な紆余曲折を経験したことがあったが、中日韓三国の人的、文化的交流や民間活動は終始活発に行われてきた。なかでも人々の注目を集めているのがスポーツ交流だ。小さなピンポン玉が大きな地球を動かしたと言われた中国と米国の関係、今年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪の際の朝鮮と韓国の友好ムード、今日の中日韓三国のメディアがオリンピックをテーマに集まっていることなどその例は枚挙にいとまが無く、こうした素晴らしいスポーツ交流を通じて、友好の思いを魅力的に伝えている。現在、オリンピックは『アジア時間』に突入しており、極めて貴重で、得難いチャンスであるといえるだろう」と述べた。

  そして、「当社は、中国で最も権威と影響力があるメディアとして、長期にわたって中日韓のメディア交流・協力促進に取り組んでいる。そして、三国の記者の友誼を深化させ、三国の世論を改善するために積極的に努力している。現在の東アジアメディアとして、時代を忠実に記録すると同時に、時代の流れを牽引する存在でなければならない。また、問題を報道し、分析する実力を備えていると同時に、物事の本質と発展の動向を見極める能力も備えていなければならない」と指摘し、以下の3点を提案した。

  一、共にオリンピックをしっかり報道していくことで、強健で自信に満ちた東洋文化をPRする。

  二、共に民間交流を推進し、国民の心が通じ合った東洋の知恵を発揚する。

  三、共に地域の協力を促進し、東アジア共同体の建設のビジョンを描く。

  「The Olympics Highlight Trilateral Cooperation」をテーマにした「2018中日韓メディア北京・崇礼フォーラム」は18日、北京で開催され、中国と日本、韓国の主流メディアの責任者やスポーツ記者、中国国家体育総局の代表、北京冬季五輪組織委の代表、韓国平昌冬季五輪組織委の代表、中国の日韓関連機構、国際組織の代表、スポーツ界からのゲスト、オリンピッスポンサー企業の代表などが参加している。(編集KN)

  「人民網日本語版」2018年5月18日

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