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G7閉幕、内部の齟齬がさらに深まる

2018/6/11 8:58:35   source:中国国際放送局

  2日間にわたってカナダで開催されたG7サミット(主要7カ国首脳会議)は9日、閉幕しました。米国のトランプ大統領は貿易問題において強硬な姿勢を取ったことから、G7の枠組み内では意見の食い違いがさらに深まる形になりました。

  サミット後にまとめられた共同コミュニケは、包摂的な経済成長や、男女平等と女性の権利、世界平和と安全、将来の就業チャンス、気候変動と海洋などの課題に及んでいます。

  トランプ大統領は9日午前、米朝首脳会談の舞台となるシンガポールに専用機で向かいました。それに先立ち、トランプ大統領は各国の首脳と一連の協議を開き、「公平で互恵」な貿易の必要性やイラン問題対応について話し合ったことを明らかにしました。また、関税や貿易障壁と補助金の撤廃を呼びかけ、米国が必要な措置を取り、貿易の不正を防止するという姿勢を強調し、米国の鉄鋼輸入制限措置に対して報復手段をとらないよう警告しました。

  さらに、サミット閉幕後、トランプ大統領はツイッターに、カナダのトルドー首相が記者会見で誤った表現をしたことや、カナダが米国の農家、労働者、企業に大量の関税を徴収した事実に基づき、「G7共同コミュニケを承認しないよう米代表団に指示した」と書き込んでいます。(ミン・イヒョウ 星)

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