このほど、タイの首都バンコクでアンケートが行われました。その結果によりますと、タイの国民は中国のeコマース企業アリババグループからの投資を楽観視していることが分かりました。

　　アリババグループの馬雲(ジャック・マー)会長は4月、タイを訪れ、本格的な投資を間もなく開始することを発表しました。馬会長の訪問期間中、アリババグループはタイと30億元相当のドリアン販売契約を結びました。

　　馬会長はタイに中国の膨大なドリアン消費市場のほか、スマート物流ネットワーク、eコマース人材及び新型ビジネス方式をもたらしたとしています。タイ政府と署名した覚書によりますと、アリババグループはタイに22億元投資し、タイを東南アジアのeコマース物流の中心にすることを目指します。また、アリババグループはタイ東部の経済回廊にスマート・デジタル・センター設立、タイ国内企業のデジタル経済のレベルアップ、人材育成、タイ観光プラットフォームの構築を計画しています。(殷、星)