英国は12日、欧州連合(EU)の離脱に関する新たな方針を発表しました。離脱後にEUと「モノの自由貿易圏」を創設すると提案されており、英国国内ではおおむね「穏健な離脱」と見られています。
これによりますと、英国はEU関税同盟や欧州共同市場から離脱することにより、他の地域と貿易協定を結ぶことが可能になります。
また、「移行期間」が終了する2020年以降は、EUとの自由な往来ができなくなりますが、両者の関係の深さや往来の密度を踏まえて、何らかの対応策を講じると強調されています。
これまでの予定では、英国は来年3月29日に正式にEU離脱することになっています。