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アジア大会第2日目 中国メダルラッシュでさらに金8個

2018/8/22 8:58:10   source:人民網日本語版

  ジャカルタで開催中のアジア競技大会第2日目、中国はさらに8個の金メダルを獲得し、金メダル獲得数で第2位以下との差を拡げた。中国新聞網が伝えた。

  大会初日と第2日で、中国は計15個の金メダルを獲得、金メダル獲得数トップに立った。日本は8個で第2位、韓国は5個で第3位。第4位から第7位は、インドネシア(4個)、朝鮮(4個)、イラン(3個)、中国台北(3個)。

  競泳種目では、中国と日本が、実力伯仲の闘いを繰り広げた。大会第2日目に行われた競泳計7種目のうち、中国は3個、日本は4個の金を獲得した。

  男子200メートル自由形で優勝した孫楊選手は、男子800メートル自由形においても再び王者の風格を示し、7分48秒36のタイムで堂々優勝、大会記録を更新した。これで、孫選手の金メダルは、これまでの3度のアジア大会で7個目となった。同種目の銀メダルは日本の竹田渉選手。

  男子100メートル背泳で新王者に輝いた徐嘉余選手は、男子50メートル背泳でも優勝、同選手が目標とする「5冠達成」に着実に近づいている。銀メダルは日本のベテラン入江陵介選手。だが、徐嘉余選手は、試合後、「アジア大会で三連覇を達成した日本の古賀淳也選手が、ドーピング検査で陽性反応が出たため今大会への派遣を取り消されたことで、幸運にも同種目の金メダルが自分に回ってきた」と打ち明けたという。

  男子200メートル個人メドレー決勝では、中国の汪順選手がゴール手前で逆転優勝を果たし、同種目で20年ぶりに中国がアジア王座に返り咲いた。同じく中国の覃海洋選手が銅メダルを獲得、全大会チャンピオンの萩野公介選手は銀メダルだった。

  注目すべきのは、中国競泳チームはこの日、貴重な銀メダル1個を獲得したことだ。それは女子50メートルバタフライ決勝で、中国代表の最年少で昨年はジュニア大会に出場していた13歳の王一淳選手が銀メダルを獲得、将来に大きな期待が寄せられることになった。

  1日で2種目に出場した日本のスーパールーキー池江璃花子選手(18)は、女子50メートルバタフライと女子100メートル自由形においてともに金メダルを獲得。初日の女子4X100メートル自由形での金メダルに加え、今大会で初めて3個の金メダルを手中に収めた選手となった。日本代表はこのほか、女子200メートル平泳ぎと男子4X200メートル自由形でも優勝した。

  競泳日程のうち2日間を終えた時点で、中日両国の実力は伯仲しており、それぞれ7個の金メダルを獲得している。

  中国の体操代表は、男子個人総合で王座を取り戻した。昨年の世界選手権で銀メダルに終わった林超攀選手が金メダルに輝き、日本の野々村笙吾選手が銀メタルを獲得、世界選手権王者の肖若騰選手は今一つ調子を上げられず銅メダルだった。

  前回のアジア大会では、日本体操男子が個人総合で金・銀メダルを獲得、中国体操男子の十連覇を阻止している。

  射撃では、4個の金メダルのうち3個を中国の選手が手中に収めた。

  大会初日に行われた混合団体10メートルエアライフルでは銀メダルに終わったが、楊皓然選手と趙若竹選手が、男子・女子10メートルエアライフル個人でそれぞれ金メダルを獲得、24歳の張鑫秋選手も女子クレー・トラップで優勝した。

  20歳の中国台北代表・楊坤瀬選手は、男子クレー・トラップで金メダルを獲得、今大会での中国台北代表の金メダル獲得数は3個となった。

  今大会初の金メダル獲得に続き、中国の「カンフー」は、「向かうところ敵なし」の様相を呈している。上海武術チームの湯露選手は、武術女子南拳・南刀個人総合決勝で金メダルを獲得した。

  フェンシングでは、傅依婷選手が女子フルーレ個人戦で銀メダルを獲得、この日行われた女子フルーレ個人と女子サーブル個人では、韓国代表がいずれも金メダルを獲得した。

  計5個の金メダルが争われたレスリングでは、中国の裴星茹選手が女子フリー57キロ級、鄧志偉選手が男子フリー125キロ級で、それぞれ銀メダルを獲得した。両種目とも、朝鮮代表選手が金メダルを手にした。

  一回戦不戦勝のため、この日初登場となった中国バドミントン男女はいずれも、団体準決勝に進んだ。

  男子団体準々決勝で、中国は中国香港を3-0で下した。実力派が揃ったチームメイトのお陰で、第3シングルスで出場予定だった林丹選手は出場するチャンスもなく、悠々と準々決勝戦を観戦していた。

  現地時間21日、中国バドミントン男子代表は中国台北代表と決勝進出を賭けて激突。もう1組の準決勝戦には、日本とインドネシアが決勝戦の座を賭けて争うことになる。

  女子団体準々決勝では、中国代表がモルジブを3-0で完勝。今年のユーバー杯で優勝を逃したタイ代表と準決勝で対決する。もう1組の準決勝戦は、日本と開催国インドネシアが決勝進出を賭けて激突する。

  中国女子水球代表は、17-5でタイに快勝、4連勝を果たした。21日には中国香港と金メダルを賭けて闘い、5連勝・アジア大会3連覇を目指す。

  大球競技の試合会場では、中国代表は、喜びあり憂いあり、というムードに包まれている。

  中国女子バスケット代表は、モンゴルに110-36で快勝して三連勝、一次リーグ首位が確定した。23日、中国は1次リーグ最終戦で中国香港と闘う。

  また、中国女子サッカー代表は、2連勝を果たし準々決勝に進んだ。1次リーグ第2戦タジキスタン戦では、中国は16-0で圧勝し、途中出場した王柵柵選手は後半だけで9ゴールを決める活躍をみせた。1次リーグ最終戦、中国代表は、リーグ最強チームでディフェンディン・グチャンピオンの朝鮮代表と対決する。

  一次リーグ初戦ではタジキスタン代表は朝鮮代表にやはり0-16で破れ、2試合で計32ゴールを奪われる結果となった。

  中国男子バレーボール代表のアジア大会初戦の相手は、これまで一度も負け知らずだったベトナム代表だったにも関わらず、優勝を手にすることができなかったことから、この日の中国チームもとって最も悔しい試合結果となった。

  第2試合に登場した中国男子は、試合開始後でいきなり2セットを先取され、その後セットカウント2-2まで挽回し、最終第5セットでは序盤優勢に立ったが、最終的に逆転され、セットカウント2-3で敗北を喫し、中国三大球(バレーボール・バスケットボール・サッカー)での今大会の最初の番狂わせとなった。

  「人民網日本語版」2018年8月21日

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