9月23日に全線開通した広州・深セン・香港を結ぶ高速鉄道路線「広深港線」の香港西九龍駅を利用して香港入りした乗客の数が、ピーク時、一日に延べ8万人を超えたことが分かりました。香港特別行政区政府の8日の発表で明らかになりました。
それによりますと、国慶節の大型連休中に香港を訪れた観光客は対昨年同期比8%伸びて延べ344万人となり、この内、大陸からの観光客が全体の44%を占め、延べ152人超となったということです。香港に出入りするための検問所14箇所のうち、利用者が最も多い羅湖では、10月1〜6日までの利用者の数は一日あたり延べ25~27万人で、7日は延べ23万人であったと報告されました。また、9月23日に正式運営が始まった高速鉄道・香港九龍駅の利用客は、1〜6日までの期間は毎日延べ7万~8万人で、そのうち5日に西九龍駅の検問所を出入りした旅客総数は延べ8万人を超え、広深港線香港区間が開通後の一日の記録を塗り替えたということです。
なお、「広深港線」香港区間(総延長26キロ)では、開通した9月23日から10月7日までの利用客が延べ88万人に達しています。(Yan、謙)