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中国の鉄道、年末に10路線が新規開通へ

2018/12/11 8:25:23   source:チャイナネット

  中国鉄路公司によると、2019年1月5日0時から全国の鉄道で新たな運行ダイヤが実施され、鉄道の旅客・貨物輸送能力が大幅に向上する見通しだ。

  中国鉄路公司の責任者は、今年末に京哈高速鉄道承徳-瀋陽区間、新民-通遼高速鉄道、哈尔濱-牡丹江高速鉄道、済南-青島高速鉄道、青島-塩城鉄道、杭昌高速鉄道杭州-黄山区間、南平-竜岩鉄道、懐化-衡陽鉄道、銅仁-玉屏鉄道、成都-雅安鉄道の10路線の運行を新たに開始する計画を明らかにした。これにより高速鉄道の営業距離は約2500km増え、阜新、朝陽、承徳、通遼、牡丹江、日照、連雲港、塩城、雅安、麗江などの都市に初めて高速鉄道が開通する。高速列車が276.5本増えることで中国の高速鉄道輸送能力が大きく向上し、沿線旅客の願いをかなえる。

  2018年末に10路線の運行が開始されれば、一部都市間の所要時間が短縮される。短縮される時間はそれぞれ、哈尔濱-牡丹江が3時間、北京-牡丹江が8時間57分、牡丹江-北京が6時間57分、通遼-瀋陽が2時間21分、瀋陽-承徳が8時間23分、北京南-青島が58分となる見込み。

  新ダイヤの実施で全国鉄道主要貨物輸送能力が拡充し、路線網全体の運行効率が上れば、交通輸送構造の調整、鉄道貨物輸送量の増加、青空防衛線(大気汚染対策)の後押しにつながる。「六線六区域(六線:大秦線、張唐線、瓦日線、侯月線、西合線、蘭渝線。六区域:山西、陕西、蒙西、新疆、沿海、沿江)」貨物輸送増量戦略が引き続き進められ、唐山、天津、董家口など環渤海湾港湾貨物輸送の集散能力が大幅に向上する見通しだ。

  運行本数は、唐山-呼和浩鉄道石炭万吨列車が現在の25本から28本に増え、唐山-曹妃甸鉄道の疏港鉱石運行線が25本、天津港の疏港鉱石運行線が50本、青島-日照鉄道の疏港鉱石運行線が30本となる。潜在力の掘り起こしと効率の向上により、陕西の石炭輸送能力が向上し、西安-平涼鉄道、包頭-西安鉄道の貨物輸送列車が10本増え、蘭新鉄道の新疆産石炭輸送列車も10本増となる。「一帯一路」建設と国際貿易需要に寄与する中欧班列の運行本数はダイヤ改正前の65本から68本に、中亜班列は30本から33本に増える。

  「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月10日 

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