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中国科学技術大学の「ロボットハンド」 量産後のコスト1000元以下に

2018/12/17 10:36:24   source:チャイナネット

  ロボットが人間と同じような器用な手を持っていれば、細かい動きができる。12月11日、中国科学技術大学は自主開発した次世代の「ロボット・フレキシブルハンド」を発表し、紙、磁器、豆腐、ケーキなどを掴む動作を実演した。これは研究員が伝統的概念を打破して構築した「リジッドフレキシブル一体」技術で、コストを1000元以下に抑え、日常生活に応用できる見通し。

  「ロボットハンド」の学名は「ロボット末端クランパー」で、ロボットが細かいサービスを提供しスマート製造に参与する上で重要なパーツの1つである。家庭用サービスロボットは日常生活において様々な形や大きさの物、表面の特徴が異なる物を掴まなければいけないが、既存の主流商品でニーズを満たすことは難しく、ハイエンドの輸入商品は価格が高く、普及を制限している。

  実演で、新型の「ロボット・フレキシブルハンド」は1枚の紙、滑りやすい磁器、柔らかい豆腐やケーキなどを形状と大きさを自主的に判断して正確、安定的、完璧に掴んで置いた。

  中国科学技術大学ロボット実験室主任の陳小平教授によると、新技術はロボットハンドのコストを大幅に引き下げ、量産後は1台あたり1000元以下になる見通し。新型の「ロボット・フレキシブルハンド」はまず中国科学技術大学が開発するスマートホームサービスロボット「可佳」に搭載し、介護サービス、物流などの多くの分野に応用されると見られる。

  「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年12月15日 

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