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人民元貸付新規増加額16.2兆元 実体経済の下支え効果が強化

2019/1/16 8:44:19   source:中国国際放送局

  中国の中央銀行にあたる中国人民銀行が15日に発表した2018年金融統計データによりますと、中国の銀行システムの流動性が合理的かつ充足的なものとなり、通貨の貸付と社会融資総量が適切に伸びて、市場の利率は安定的に進行しています。通年ベースの銀行による人民元貸付は前年に比べて2兆6千億元増えて、16兆2千億元増加しました。

  通常の銀行貸出システム外のオフバランス融資も含む社会融資総量をみてみると、2018年通年ベースの総量は対前年比3兆1400億元減少しました。中国人民銀行の阮健弘調査統計司長兼報道官は、「全般的にみると、社会融資総量の伸び率が今では適切なものになっている」という見方を示しています。

  なお、2018年は中国の金融機関から小型・零細企業への貸付支援の度合いが強まりつつあり、企業の融資コストは以前に比べていくらか低減しています。

  阮司長は「これからの取り組みとして、人民銀行は引き続き健全な通貨政策を実施し、適切な度合をもって、カウンターシクリカル(景気変動抑制的)な調節を強め、通貨政策の予想性、柔軟性とターゲット性を高めて、サプライサイドの構造改革とハイクォリティの発展に適切な通貨環境を提供していく」と表明しています。

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