習近平国家主席は8日、招きに応じてサウジアラビアのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王と電話会談しました。
習主席は「中国はサウジアラビアとの全面的戦略パートナー関係の発展を非常に重要視しており、サウジアラビアを『一帯一路』共同建設を促す上での重要な協力パートナーと見ている。ここ数年、相互訪問の実現によって、両国関係発展の全面的加速につながった」と強調しました。その上で、「サウジアラビアが、まもなく開かれるG20大阪サミットの議長国を努めることを歓迎、支持する。G20が多角主義の擁護、開放型世界経済の構築、世界経済ガバナンスのためにより大きな貢献を果たせるようにサウジアラビアとともに取り組んでいきたい」と示しました。
これを受けて、サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は中国との全面的戦略パートナー関係を重要視していることを表した上で、「アラブ諸国・イスラム世界と中国の友好、協力関係の深化を目指して引き続き貢献していきたい」と述べました。