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中国ビジネス環境の向上が続く、市場主体の活力が旺盛に

2019/5/14 8:49:50   source:チャイナネット

  中国政府投資に関する初の行政法規となる「政府投資条例」が5月5日に公表され、政府投資の規範化と社会投資の喚起に対し大きな意義を持ち、数兆元に上る固定資産投資市場に影響を及ぼす見通しだ。

  同日開催された国務院常務会議では、制度イノベーションにより手続きの持続的な減少と規範化が指示され、政務サービスとビジネス環境が一層合理化された。

  また、ビジネス環境という共通のキーワードが打ち出されると共に、改革の深化に伴って中国のビジネス環境が急速かつ安定的に向上し、ビジネス環境の法治化、国際化、円滑化が加速しているという強いサインが示された。ビジネス環境の持続的な向上は、企業の負担を一層減らし、経営に安心感をもたらし、市場主体の活力を効果的に喚起する。

  今年第1四半期の中国の一日当たり新規登記市場主体は5万3千件で、前年同期に比べ26.3%増加した。うち新規登記企業は1万6500社に12.3%増えた。つまり、中国では一分当たり11社の新企業が誕生していることになる。

  「第1四半期の工商新登記サービス企業は118万5千社で、前年同期に比べ13.0%増加し、工商新登記企業数の79.8%を占めた。全国の一定規模以上企業のうち、サービス業企業の従事者数は前年同期比5.0%増と、安定的な伸び率を保った。サービス業の市場主体の拡大が続き、産業構造の合理化も進んだことで、新たな成長エネルギーが増強され、サービス業の発展は幸先の良いスタートを切った」。国家統計局サービス業統計司司長の杜希双氏はこう説明している。

  産業構造の合理化と同時に、新業態も相次いで出現した。インターネット企業は、ネット音楽、動画コンテンツ、観光・旅行、生活サービス・公共サービスプラットフォームなどのイノベーションを推進。生産サービスプラットフォーム、生活サービスプラットフォーム、科学技術イノベーションプラットフォーム、公共サービスプラットフォームを提供する企業の第1四半期営業収入は、前年同期比24.8%増の329億1千万元に上った。

  経済の新たな成長エネルギーも拡大している。第1四半期のハイテク製造業投資とハイテクサービス業投資はそれぞれ前年同期比11.4%増、19.3%増だった。製造業技術改造投資は16.9%増で、伸び率が全体平均を10.6ポイント上回った。

  また、工業戦略性新興産業付加価値は6.7%増と、伸び率が工業企業(一定規模以上)平均を0.2ポイント上回った。モバイル通信基地局設備、都市軌道交通車両、新エネルギー自動車、太陽エネルギー電池の生産量はそれぞれ153.7%増、54.1%増、48.2%増、18.2%増となり、新製品と新技術が成長の新たな目玉となっている。

  中国のビジネス環境の持続的な向上は、創業・イノベーションの意欲を高め、新技術、新産業、新業態を大きく発展させた。市場主体の活力を強化し、経済成長の動力を蓄積・増強することで、波のなかで帆を上げる中国経済という大きな船の運航を後押ししている。

  「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年5月13日

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