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新時代の需要に合致する中日関係 構築するため為すべきことは?

2019/8/14 8:39:05   source:チャイナネット

  中国外交部の楽玉成副部長は10日、日本の外交部の秋葉剛男事務次官と長野県にて、新たな中日戦略対話を開催した。中日関係、共に関心を寄せる国際・地域問題について率直かつ深く意見交換した。中日関係は現在、持続的に改善されている。双方はこの流れを確かなものとし、互恵協力を積極的に拡大し、新時代の需要に合致する中日関係の構築を促進するべきだ。

  中日戦略対話は2005年に始まる、両国政府の戦略的意思疎通を強化するための重要ルートであり、2012年まで13回開かれた。双方が相互理解と政治的相互信頼を促進し、中日関係の健全な発展を推進するため重要な力を発揮した。その後日本側の一連の間違った言行により、対話の中断が余儀なくされた。

  双方の共同の努力により、中日関係は最近、改善と発展の良好な流れを示している。両国首脳は今年6月、G20大阪サミットの会期中に会談し、10の共通認識を形成し、中日関係の発展の方向を示した。中日戦略対話の7年ぶりの再開は、両国首脳の共通認識を実行し、相互信頼を促進し協力を拡大することを目的とした。

  新時代の需要に合致する中日関係の構築においては、相互補完と有無相通ずにより、各分野の二国間協力の質を高めるべきだ。中日はいずれも発展の新たな段階に入っており、新たな課題とチャンスに直面している。発展段階が異なるため、双方の経済貿易の相互補完性が依然として高いことに注意が必要だ。日本の介護業界大手が近年、中国に進出している。中国のIT企業が日本で市場シェアを占めている。中日の経済貿易協力は従来の製造業から、医療・健康、インターネット、金融サービスなどの新産業・新分野に拡大しており、新たな商機が絶えず生まれている。協力の潜在力を十分に掘り起こし、互恵とウィンウィンを拡大することは、中日ビジネス界の普遍的な願いだ。

  新時代の需要に合致する中日関係の構築においては、人員や文化など各分野の交流を引き続き拡大し、両国民、特に若い世代の相互理解を促進するべきだ。二国間関係の回復により、双方の人文交流が最近日増しに豊富になっている。大変な盛り上がりを見せ、両国民の距離を縮めている。今年は「中日青少年交流促進年」で、双方は修学旅行など多種多様な相互訪問・交流を行っている。双方は今後5年間で3万人の青少年の交流・相互訪問を予定している。これは新時代の中日関係に向け、良好な民意の基礎を築く。

  新時代の需要に合致する中日関係の構築においては、世界の平和・安定・繁栄を共に守らなければならない。現在の世界は百年の大変動を迎えており、保護貿易主義、一国主義の勢力が台頭し、自由貿易及び多国間体制に衝撃を及ぼしている。現在の国際情勢のもと、中日はより多くの共通の利益及び関心事を持っている。国際情勢の新たな課題を見据え、中日は世界2・3位の経済国として、国際事業において意思疎通と連携を強化し、自由貿易体制を共に守り、開放型世界経済の構築を促すべきだ。これにより中日関係を世界平和を維持し、共同の発展を促進する重要かつ積極的な要素にするべきだ。「一帯一路」イニシアチブも中日の多国間協力の新たなチャンス作り、新たな成長源になる。

  新時代に足を踏み入れる中日関係の発展は、新たな歴史的チャンスを迎えているが、依然として複雑かつ敏感な要素が存在する。双方は食い違いを建設的にコントロールし、外交及び安全分野の対話を強化するべきだ。日本側は引き続き歴史などの重大な原則的問題を適切に処理し、政治的相互信頼を固め、新時代の需要に合致する中日関係を構築するため、干渉を排除するべきだ。

  中日関係の持続的な改善は両国民に福をもたらし、時代の流れに合致する。双方が大局を着眼点とし、共に向き合い歩み寄り続ければ、中日関係は平和・友好・協力の正しい軌道にそって前向きな発展を続けることだろう。

  「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年8月12日

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