ラオスで現地時間19日午後、中国人観光客を乗せた観光バスが、首都のビエンチャンからルアンパバーン郡へ向かう途中で事故を起こし、多数の死傷者が出ました。
現地の中国大使館によりますと、この観光バスには中国人44人とラオス人2人が乗っていました。20日未明の時点で、中国人8人が死亡し、29人が病院に搬送され、1人が行方不明となっています。また6人がまだ閉じ込められており、救助活動が続けられています。事故は交通や通信が不便な山間部で発生しており、事故原因や具体的な被害の状況は確認中とのことです。
ラオスは現在、雨季であり、現地大使館は交通安全に注意し、路面が悪化する山間部への旅行は控えるように呼びかけています。また出発前には車の状態を確認し、慎重に運転するよう注意しています。