外交部の華春瑩報道官は9日の定例記者会見で、「中国は米国による極限までの圧力はイラン核問題を緊迫化させる根源だと考えている」と述べました。
イラン原子力機関の報道官はこのほど、「イランは三段階でイラン核問題に関する全面協議の履行を減らす具体的な措置を明らかにすると共に、ヨーロッパは全面協議の義務を切実に履行するべきだ」と強調しました。そして、全面協議による外交上の斡旋で進展を遂げれば、イランは随時、約束の履行を回復できるとしました。
これに関する質問に対して華報道官は「米国はイランに対する一国制裁と極限までの圧力など誤ったやり方を捨てるべきだ。それと同時に、協議に参加する各側は全面協議の完全かつ効果的な実施に力を入れるべきだ。関連各側は歩み寄り、イラン核問題の緩和を推進することを望んでいる。中国は各側と共に努力していきたい」と述べました。