香港で6日、マスクを着用した多数の暴徒たちが、道を塞ぎ、公共施設を破壊し、駅や銀行、店などに放火したほか、警察官に火炎瓶を投げつけ、市民を攻撃するなどの暴力行為をはたらきました。香港特別行政区政府は法に背く行いを厳しく非難しました。
香港特別行政区政府の報道官は「社会の安定を深刻に破壊し、広範囲に被害を与えた今回の出来事は、『緊急状況規則条例』の適用による『覆面禁止条例』制定の必要性を裏付けている」と述べました。また、「覆面禁止条例」は暴力行為と混乱のエスカレートを防ぎ、香港の平和と安定を回復させるための措置であると説明し、これを支持するよう市民に呼びかけました。