電話:0531-82626555
中文|English|한국어
ホームフォーカス正文

習主席の南アジア歴訪、域内実務協力の新たな未来に

2019/10/15 8:37:29   source: CRI

  習近平国家主席は11日から13日にかけて、中印両国指導者第2回非公式会談を行い、ネパールを正式訪問しました。この2泊3日の日程で、習主席が出席した多くのイベントでは、国家レベルの活動もあれば、自由かつ建設的な会談もありました。国内外の世論は、今回の習主席の歴訪について、歴史的な意義を持ったものだと評価しています。

  これについて、同行した王毅外交部長は「充実で、実り豊かな訪問だった。中国とインドの関係、中国とネパールの関係に新たな活力が注がれ、南アジア各国との友好関係に新たなプラットフォームが設けられた。また、域内の実務協力の新たな未来が切り開かれた」と強調しました。

  王部長は「習主席とモディ首相はハイレベル経済貿易対話メカニズムを設けることで合意し、両国の経済発展の戦略的マッチングが強化されることになる。これによって、製造業のパートナー関係を構築し、2国間貿易のバランスを取りながら持続可能な発展を促していくことで一致した」と述べました。また、「両指導者は今回の会談を高く評価すると同時に、このような前向きかつ成果のある戦略的意志疎通の継続で合意した。モディ首相は習主席の招きに応え、再び中国を訪れて会談を行う」と述べました。

  ネパールへの公式訪問については、「習主席とバンダリ大統領は共同で、発展と繁栄に向けた子々孫々にわたる友好の戦略的協力パートナー関係を確立することを宣言した。今後、両国関係は域内でより重要な影響力を持つにちがいない」としました。

  さらに、「最近、国際社会は緊迫した印パ関係への関心が高まっている。インドにしてもパキスタンにしても、いずれも中国の友好隣国である。両国が争いをコントロールして、関係を改善することを望む。これについて、習主席は、中国とインド関係、中国とパキスタン関係、インドとパキスタン関係がいずれも良好である上に、三者で連携して域内の平和と安定を促しながら、共同発展と共同繁栄を望むという中国側の期待を再確認した」と明かしました。

  最後に、王部長は「今回の習主席の歴訪も、中国の特色ある大国外交の実践である。ヒマラヤ山脈はこの三カ国を隔てているが、三ヵ国の友好関係は阻まれることなく、受け継がれてきた。習主席が誠心誠意で食い違いを解決し、根気をもって協力を促す姿勢は、天下の険を乗り越え、周辺の運命共同体を構築する決意と責任感の表れである」と示しました。

関連記事を

写真

辭書:
主管者:山東省人民政府新聞弁公室