16日に出版される雑誌「求是」第20期に、習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席の文章「黄河流域の生態保護と質の高い発展に関する座談会での演説」が掲載されました。
習総書記はこの中で、「緑の水と青い山こそ金の山と銀の山だ」との理念を堅持し、生態を優先的に、エコの発展を堅持していくべきだと強調しています。そのうえで、「黄河流域は我が国の重要な生態の障壁で、重要な経済地帯でもあり、経済社会の発展と生態安全において重要な地位にある。新中国の成立後、黄河の整備事業は著しい成果を収めてきたが、かなりの困難や問題に直面している。洪水は依然としてこの地域の最大の危害であり、この流域の生態環境はまだもろい」と指摘しました。
今後の黄河の整備について習総書記は、生態環境の保護を強化することや、水資源の節約と集約的な利用、黄河流域の質の高い発展の推進、黄河文化の保護と伝承などを取り上げています。