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若者は動画再生だけでなくライフスタイルも「倍速モード」

2019/10/21 10:27:18   來源:人民網日本語版 2019/10/21 10:27:18

  通勤途中で勉強し、食事の間に動画を見て、旅行に行けば人気スポットで写真を撮りまくる。今や、ドラマを見る時の「倍速モード」(ユーザーがソフトを使って動画の再生スピードを倍速にできることを指す)は、多くの若者のライフスタイルになっている。こんな「倍速生活」を送る若者たちは、一分一秒をできる限り有効に使い、時間を最大限効率的に使おうとしている。しかし「倍速生活」で、身心ともに疲れ、忙しくしているのに結局のところそれほど得るところがないという人も多い。中国青年報が伝えた。

  先ごろ、中国青年報社社会調査センターと問巻網(wenjuan.com)が18-35歳の青年1993人を対象にして行った共同調査によると、76.5%の回答者が自分は「倍速生活」を送っていると回答していた。このうち一線都市の回答者の割合が最も高く、78.9%に達した。83.1%の回答者は、「毎日忙しくしているが思い描いているような成果は得られていない」と回答。若者が「倍速生活」を送っている原因については、59.7%の回答者は情報化時代が原因だとし、49.2%の回答者が現代の若者は自分への要求が高いからだとした。また、63.2%の回答者は「若者は適正な目標を掲げて努力すべきで、いわゆる『高効率』を盲目的に追求すべきではない」とした。

  北京でメディア業界に従事する孫了(女性)さんは、「毎日目を覚ましたその瞬間から、時間が自分のものではなくなるように感じる。地下鉄に乗っていても、歩いていても、食事をしていても、常にタレントや、映画・番組制作関係者、企業チャネルパートナーなど各方面と連絡を取っている。1日のうち頭を空っぽにしてぼんやりできる時間はとても少ない。数ヶ月間も連続して仕事が終わると夜12時で地下鉄の終電が終わっていたこともあった」と言う。

  ある二線都市に住む中央企業職員の王凡達さん(仮名、男性)は、たとえば食事をするなら美味しいものをじっくり味わうなど、一つのことにじっくり集中する習慣があるが、時には「倍速モード」がオンになることもある。「列車運転士の試験を受けた時には、試験勉強しながら仕事もし、さらに彼女にもつきあわないといけなかったので、何をするにも寸暇を惜しんでやるという感じだった」と王さんは言う。

  調査では、76.5%の回答者が「自分は『倍速生活』を送っている」と回答した。比較分析の結果、一線都市の回答者は生活のテンポが速く、78.9%の人がこの項目を選んでいた。次が二線都市の回答者(77.6%)だった。

  華東師範大学心理・認知科学学院応用心理学部教授の徐光興氏は、「『倍速生活』現象は国内外でよく見られ、日本では『駆け足の人生』と呼ばれている」と指摘している。

  また調査では、83.1%が「毎日忙しくしているが思い描いているような成果は得られていない」と回答していた。

  なぜ「倍速生活」現象は若者の間でこれほど広まっているのだろうか?若者が「倍速生活」を送っている原因については、59.7%の回答者は情報化時代が原因だとし、49.2%の回答者が現代の若者は自分への要求が高いからだとした。

  上海社会科学院青少年研究所所長の楊雄氏は、「若者が『倍速生活』を送るのには、主に二つの面の原因がある。まず、中国は急速に発展し、変化する社会モデル転換段階にあり、競争が熾烈で、若者はこれに適応しなければならず、『前へ進んでいなければ淘汰される』という観念が多くの青年たちの生活のテンポを速くしている。次に、スマホやインターネットの普及により、『倍速生活』が可能になった」と分析している。

  上海で働く楊瀟さんは、「社会環境がオープンで寛容になるにしたがって、若者たちの成長空間が広がり、チャンスも増え、若者のうち多くの人が、平々凡々として何もすることのない生活に甘んじず、若いうちに必死で頑張ってみようと思っている」と考えている。

  調査では、49.1%の回答者が「『倍速生活』現象は、若者の目の前の利益を急いで求める浮ついた態度を反映している」と回答。40.7%の回答者が「若者の内心の焦りと不安を反映している」と回答した。

  これについて徐光興氏は、「『倍速生活』は若者の成功に対する切望や、自分の限界を超えてポテンシャルを発揮することに対する期待を反映していると同時に、結果を重視して過程を重視しない功利主義的心理も反映している」と分析している。

  調査では、63.2%の回答者が「まず適正な目標を掲げ、いわゆる『高効率』を盲目的に追求すべきでない」と回答。56.0%の回答者が「若者は適時生活を『引き算』し、選択的にあきらめることを覚えるべきだ」と回答した。

  徐氏は、「若者はまず自分に合った目標と計画を立てるべきだ。人によって集中できる時間は違う。たとえば、朝に一番集中できる『早起きの鳥』のような朝型の人もいれば、夜のほうがはかどる『フクロウ』のような夜型の人もいる。集中を維持できる時間の長さも人によって違う。次に、『倍速生活』は『動と静を組み合わせること』にも気を配らなければならない。時間を惜しんで努力すると同時に、静かな落ち着いた時間を過ごすことも必要だ。最後に、適正な目標を掲げ、生活のテンポと心理状態を調節し、高望みを避ける必要がある」と指摘している。

  「人民網日本語版」2019年10月18日

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