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21世紀海上シルクロード国際メディアフォーラム開催=珠海

2019/10/23 9:32:28   source:CRI

  第3回「21世紀海上シルクロード」中国(広東)国際メディアフォーラムの開幕式が22日午前、広東省珠海の国際コンベンションセンターで行われました。中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)と広東省人民政府の共同主催による同フォーラムは、「大湾区の建設によって、海上シルクロードの融合を促す」をテーマに、21~23日にかけて開催されます。「大湾区」とは広東・香港・マカオグレーターベイエリア(粤港澳大湾区=GBA)の略です。

  広東省の馬興瑞省長がフォーラムの開幕を宣言し、傅華宣伝部長(省委員会常務委員)が広東省委員会と省政府を代表して、フォーラムの開催に熱烈に祝賀の意を表しました。傅華部長は「広東は中国の経済大省で、『一帯一路』上の重要なハブである。これからも習近平新時代の中国特色ある社会主義思想を導きに、引き続き改革を深め、開放を拡大し、香港、マカオと手を携えて『一帯一路』沿線市場を開拓していく」と述べました。

  CMGの編集業務担当部署である「編務会」メンバーの胡邦勝氏は挨拶で、「CMGは粤港澳大湾区の建設を全面的に後押しする。広州で粤港澳大湾区総部、広東総ステーション、深センで大湾区センターをそれぞれ設置し、映画・テレビ制作、5G ニューメディア技術、4K放送チャンネルの設置、4K/8K番組の技術開発及びフルハイビジョン産業などにおいて、広東と踏み込んだ協力を展開していく」と表明しました。

  9月1日、CMG「粤港澳大湾区の声」(以下「大湾区の声」)が開局し、そのニューメディアプラットホームも正式に配信を始めました。10月2日、「大湾区の声」がCMG傘下のスマートフォン向けアプリ「央視頻」と連携して、広東語版の4K映画「この時この瞬間―国慶70周年祭典」を大湾区で初放送することを実現しました。胡氏は「CMGとしては、各国のメディア同業者と共に、世界における対外発信のエコシステムの最適化、コンテンツ協力の深化、メディアの融合発展での協力を強め、大湾区の発展がもたらすメリットを分かち合い、一緒になって海上シルクロード沿線の繁栄を作っていきたい」と話しました。

  諸外国の在広州領事館の代表で、イランのハリール総領事が挨拶で、「『21世紀海上シルクロード』が各国の友情を増やし、各国の協力を推し進め、世界の融合と平和を促すよう願う」と述べました。

  開幕式の後、6人の内外の著名な学者、海外メディアの責任者がそれぞれ基調講演を行いました。中でも、ノーベル経済学賞の受賞者であるアンガス・ディートン氏は「中国と西側:富、健康と不平等」と題した演説で、「中国は貧困撲滅で大きな成果を収め、経済の発展で幅広い人々の福祉を向上させ、包摂的な成長が成し遂げられている。中国は研究と学習に値する国だ」と指摘しました。

  中国改革研究基金会の樊綱理事長、中国(海南)改革発展研究院の遅福林院長、中欧フォーラムの創始者・高大偉(David Gosset)氏、米国の中国語新聞「国際日報」グループの熊徳龍董事長、シンガポールの「聯合総報」の韓詠紅副編集長などが相次いでスピーチを行いました。

  なお、今年のフォーラムは融合的な発展の促進に向けて国際的な共通認識の集約や協力の更なる推進に取り組み、GBAひいては中国の対外開放のポテンシャルをアピールすることを図っています。さらに、GBAの建設と国際的なコミュニケーション能力の向上、「一帯一路」建設、メディアの融合的な発展という4つの分野に一層スポットを当て、「GBA建設の世界的なアピール」、「メディアの融合で国際コミュニケーションのイノベーションを促す」、「『一帯一路』建設における都市のイメージアップ」という3つのサブフォーラムがセッティングされています。

  フォーラムには18の国と地域からの主流メディア機関の責任者が招かれているほか、国内外のゲスト約300人が出席する予定です。開催期間中、中央広播電視総台の「5G+4K/8K+AI」の発展理念を元に、一帯一路写真展やスマート化メディア成果展示会などのイベントも同時に催されます。

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