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日本車の世界販売が低迷、中国市場が唯一の見所に

2020/8/6 10:33:06   source:チャイナネット

  新型コロナウイルス感染症の影響を受け、世界のほぼすべての地域で自動車販売台数が減少しており、北米及び欧州が最も深刻な衝撃を受けた。唯一の見所となったのは中国で、トヨタ、日産、マツダの中国販売台数が増加した。

  7大自動車メーカーの月間販売台数の下げ幅は、4月の50%減、5月の38%減と比べ縮小している。その6月の世界販売台数は前年同月比26.1%減の165万台だった。

  トヨタが先ほど発表したデータによると、同社の上半期の世界販売台数は416万台で、前年同期比21.6%減だったが上半期の販売台数で世界一だった。

  日産の今年上半期の世界販売台数は前年同期比31.2%減の180万7400台。うち日本市場は24.2%減、日本以外は32.2%減。日産は来年3月までの本年度の世界販売台数は昨年の493万台から413万台に減少し、売上は5分の1の7兆8000億円になると予想している。また日産は45億ドルの赤字に直面するという。

  三菱自動車の4-6月の第1四半期の営業赤字は533億円で、過去3四半期で2回目の営業赤字となった。三菱は来年3月までに1400億円の営業赤字を計上すると予想している。2002年以降の三菱の財務記録によると、少なくとも同社の過去18年で最大の赤字になる見通しだ。

  注意すべきは、三菱が欧州及び北米の事業を縮小すると表明したことだ。同社は欧州市場について先月27日、既存製品の使用期間の終了後、欧州での新車販売を停止し、アジア事業の成長に専念すると発表した。

  また日本国内及び欧州の需要減の影響を受け、マツダは4-6月に453億円の赤字を計上し、11年ぶりの業績不振となった。販売台数は31%減の24万4000台。

  世界的な低迷の一方で、中国市場は好調だ。マツダの4-6月の中国販売台数は13%増加した。

  「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年8月5日

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