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春節控えた中国で帰省客のピークに備え「夜行高速列車」を増発

2023/1/20 15:55:32   source:人民網日本語版

  中国では春節(旧正月、2022年は1月22日)を目前に控え、帰省がピークを迎えつつある。多くの人が早々と荷物をまとめて、帰省して家族たちと一緒に春節を過ごすのを心待ちにしていることだろう。中国交通運輸部(省)の統計によると、今年の春運(春節期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)期間中、2019年同期の70.3%に当たる延べ20億9500億人が移動すると予測している。北京日報が報じた。

  約3年の「冬眠」を経て、今年の春運期間中、高速鉄道は大幅に増発されており、人気路線を見ると、ピークの時間帯の運行間隔が10分未満になっているほか、運行時間も深夜にまで延長されている。このように輸送能力が強化されている一方で、利用者の数はまだ完全には回復していないため、今年の春運の列車チケットは、新型コロナウイルス感染拡大発生前と比べると、「争奪戦」にまでは至っていない。

  国鉄集団・旅客部の黄欣主任は今年の春運のサービス保障について説明する記者会見で、「春節前、中国全土の鉄道において、最も多い日で旅客列車6077往復を運行し、定員数は合わせて904万人に達する予定。春節後は、最も多い日で旅客列車6107往復を運行し、定員数は合わせて914万人に達する予定となっている。最大旅客輸送能力は2019年の春運と比べると11%増加している」とし、チケットが手に入りやすい状況になっていることについて、「高速鉄道の輸送能力が目に見えて増強されたのが一番の原因だ」と説明した。

  長距離高速列車の運行間隔が路線バスのようになっていると感じている旅客も少なくないようだ。旅客の周さんは、「春節に山東省青島市に帰省する予定だが、青島に停車する高速列車は1日20本以上あり、どれもチケットがまだ残っている。運行数が増えてチケットも手に入りやすくなった。どの時間帯のチケットも残っているので、出勤最終日に仕事が終わってからでも帰省できる」と話した。

  多くの人気路線には、帰省ラッシュに対応するために「夜行高速列車」も増発されている。例えば、北京から武漢、哈爾浜(ハルビン)、石家荘、鄭州などの地域に向かう路線を見てみると、北京‐哈爾浜間では、早朝3時47分から5時半の間に高速列車3本が運行され、北京‐鄭州間では、夜中0時53分から早朝6時15分の間に12本が運行されている。国鉄武漢局によると、「春節前の1月13日から21日まで、夜行高速列車をさらに200本増発して、帰省ラッシュに対応する計画」という。

  旅行の移動半径が拡大 中・長距離旅行が回復に向かう

  帰省のほか、春節期間中に家族と一緒に旅行に出かける計画を立てている人も多い。交通運輸部の統計によると、春節期間中の帰省客は利用者全体の55%、出稼ぎ労働者は約24%、旅行・ビジネスは約10%を占めると見られている。

  人気の旅行先となっている一部の都市を見ると、帰省客のほか、観光客も押し寄せるため、高速列車のチケットが「争奪戦」となっている。春節期間中、家族と共に広西壮(チワン)族自治区桂林市に旅行に行って春節を過ごす予定にしている胡さんは、「先週、北京から桂林に向かう高速列車のチケットをチェックしたが、春節の数日前は、すでに売り切れていた」と話す。

  旅行サイト・去哪児の統計によると、今年の春節期間中、鉄道利用者の平均移動半径は前年同期比で6割拡大している。また、ホテルの統計を見ると、春節期間中、連続3日以上宿泊する予約の数が前年同期比で2割増加し、春節が近づくにつれて、その数は増加し続けている。去哪児・ビッグデータ研究院の郭楽春副院長は、「これらのデータは、消費者マインドが回復しており、旅行業が積極的な方向に向かって前進していることを示している。春節期間の回復は、幸先の良いスタートとなる。夏休みの時期には、新型コロナウイルス感染拡大発生前の水準にまで回復すると確信している」との見方を示した。(編集KN)

  「人民網日本語版」2023年1月20日

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