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【李強総理記者会見】新政府の活動目標について語る

2023/3/14 8:45:48   source:人民網日本語版

  第14期全国人民代表大会(全人代)第1回会議が13日午前に閉幕し、李強国務院総理が人民大会堂3階の金色大庁(ゴールデンホール)で総理記者会見に臨み、国内外の記者の質問に回答した。

  李強総理は新政府の活動目標について、「新政府の活動は、中共中央の政策決定・計画を貫徹し、着実に実施し、中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)で打ち出された壮大な青写真をロードマップに変え、全国の人民とともに、一歩一歩着実にロードマップと壮大な青写真を素晴らしい現実に変えるというものだ」と述べた。

  李総理は具体的な活動における重要的なポイントとして次の3点を挙げた。

  (1)人民を中心とする発展思想をしっかりと確立する。つまり、中共中央と政府のすべての活動の趣旨は、人民に幸福をもたらすことにほかならない。習近平総書記は、「人民の素晴らしい生活に対するあこがれこそが私たちの奮闘目標だ」と述べている。私たちは「人民政府」には「政府」の前に「人民」の2文字があることを常に忘れてはならず、全ての民生の具体的なことを着実にしっかりと行わなければならない。圧倒的多数の人々は国内総生産(GDP)がどれくらい増えたかを毎日考えることはない。人々がより気に掛け、より関心をもつのは、自分の身辺の具体的なこと、たとえば住宅、雇用、収入、教育、医療、自然環境などだ。政府の活動とは、大衆の実感に寄り添って計画を立て、推進するものであり、本当の意味で「人民が望むことを政府が推進する」ようにするべきだ。

  (2)力を集中して質の高い発展を推進する。習総書記が今回の両会で江蘇省代表団の審議に参加した際、「質の高い発展という最重要任務をしっかりと把握しなければならない」と特に強調した。確かに、中国の経済社会の発展はすでに大きな成果を上げており、中国の経済規模は現在は世界2位で安定しているが、発展は不均衡かつ不十分で、どの指標においても14億人の人口の基数で考えると、1人当たりの平均水準はまだ限られたものになってしまう。現在の中国の発展は「あるかないか」の問題を解決しただけというのが多く、今後は「よいかどうか」の問題の解決により注意を払う必要がある。特に中国の科学技術イノベーション能力をさらに引き上げ、現代化市場システムの構築を加速し、発展モデルのグリーンシフトを推進するにはどうすればいいかといった問題の解決に力を入れる必要がある。

  (3)改革開放を揺るぎなく深化させる。中国では、改革開放が現代の中国の運命を決定する重要な方法であることが常に言われており、これから中国式現代化を推進し、2つの百年奮闘目標の歴史的プロセスを実現する中で、中国はさらに改革開放を推進していく必要がある。中国は社会主義市場経済という改革の方向性を堅持し、高い水準の対外開放を堅持し、改革開放の深化を通じて国家発展の原動力と活力を絶えず増強しなければならない。(編集KS)

  「人民網日本語版」2023年3月13日

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