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中国科学者 2億年前の巨大魚竜化石を再び発見

2023/5/19 9:10:54   source:CRI

  中国科学院古脊椎動物・古人類研究所は17日、同研究所の研究者が「世界の屋根」と呼ばれるチベットのチョモランマ地区で、かつて三畳紀の海洋の支配者であったヒマラヤ魚竜の化石を再び発見したと発表しました。この発見は、地殻プレートの運動と生命の進化の歴史を理解する上で重要な根拠を提供するものです。

  同研究所の観測チームは2023年1月、テティスヒマラヤ帯でチョモランマ地区の中生代の海生脊椎動物の調査を行いました。チベット自治区シガツェ市ティンリ(定日)県岡嘎鎮に位置する三畳紀曲竜共巴組岩石層から、大型海生脊椎動物の化石を発見し、化石の骨格構造から、ヒマラヤ魚竜の化石だということが判明しました。1960年代に中国の科学者が発見した魚竜化石に続き、再びこの種の化石が発見されたことになります。

  魚竜は今から2億年以上前の中生代に海洋に生息し、既に絶滅した水生爬虫類です。長年の歳月を経て体長10メートル超にまで進化し、生命の進化史上最も早い時期に現れた巨大な体形を持つ脊椎動物であり、名実ともに中生代の海洋の支配者です。これら三畳紀の海洋巨大動物の化石で世界に残されているものは限られており、特に後期三畳紀の中期から後期においては、魚竜は北米大陸西端部、欧州のアルプス地域、中国のヒマラヤ地域など、世界のごく一部の地域でしか発見されておらず、魚竜について古生物学者が理解している範囲は依然として非常に限られています。

  研究資料は限られていますが、既存の研究資料、特に手のひらの長さよりも長い歯とフリスビーほどの大きさの椎体はヒマラヤ魚竜の体形の巨大さを十分に示しています。歯の歯冠部分は高さ6センチ、幅4センチもあり、両側が鋭いことから、ヒマラヤ魚竜が巨大で気性の荒い海洋の捕食者であったことを物語っています。科学者は、魚竜の体長は15メートルほどあったと推測しており、引き続きこれらの資料の研究を行い、テティスヒマラヤ帯の古代の海洋環境に関するより多くの情報について調査していく予定だということです。

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