広西壮(チワン)族自治区南寧市馬山県武平村では9月11日、村民や観光客が「無人鶏販売所」で地鶏や鴨を選んで購入していた。この販売所は交通量が多い国道沿いに設けられており、地鶏や鴨を販売している。買い物客は監視カメラが設置されている檻の中に入って自分で鶏や鴨を選び、重さを量り、QRコードをスキャンして、重さに応じた料金を支払う仕組みだ。中国新聞網が伝えた。
この販売所のオーナーである鍾立荐さんは、「販売所を設置したきっかけは、村民が便利に購入できるようにと考えてのことだった。その後、『無人販売』と結びつけたところ、珍しい看板に惹かれて、たくさんの近隣の村民や国道を通る観光客が買いに来るようになった。昨年からこの販売所を始めたが、これまで鶏や鴨を代金不払いで持っていかれたことはない。誰もが信頼関係に基づいて購入してくれている」としている。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年9月12日