最近、中国中部の湖北省で、インフルエンサーの男がドローンを使って女性を尾行し、ライブ配信までおこなったことが大きな議論を巻き起こしています。

　　この男は湖北省咸寧市崇陽県在住で、ドローンを使って帰宅する女性を尾行し、ライブ配信までおこないました。ライブ配信には多くの視聴者が集まり、女性の住所が公開されたうえ、女性のことが侮辱的な言葉で議論されました。

　　ライブ配信の映像はネット上で拡散され、ネットユーザーの非難を浴びています。「ドローンを使ってのストーカー行為は実に怖い。警察に通報して処罰すべきだ」「独身女性の住所まで公開されるなんて、悪い人間に知られたらと思うと怖くなる」「ライブ配信で女性へのストーカー行為を披露することに驚いた」など、批判の書き込みが殺到しています。

　　そして翌日、咸寧市警察当局は男に行政拘留10日間の処罰を与えたことを発表しました。また、男の謝罪映像もネット上で流されました。

　　さらに、ショート動画共有サイトで、男のアカウントが閉鎖されました。サイト側によると、ライブ配信でサイト側は配信内容をモニタリングし、違法行為の疑いがあるアカウントが発見されれば、関連のクレーム規則に従って即時対応するということです。（Lin、野谷）