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濰坊

2014/4/15 14:14:35   source:jp.sdfao.gov.cn

  濰坊

  一、 地理位置、管轄区域、人口、面積、民族構成

  濰坊市は山東半島西部に位置して、北緯35°41′−37°26′にまたがって、東経108°10′−120°01′、直線距離で西へ省都の済南まで183キロメートル、西北へ首都北京まで410キロメートルまで。南は沂山をバックに、北は渤海に瀕して、東には青島、西は淄博、東営につないで、南には臨沂、日照と境を接する。奎文、濰城、寒亭、坊子の4区、青州、諸城、寿光、高密、安丘、昌邑の6市、昌楽、临朐の2県を管轄して、全市総面積は15859平方キロメートル。2008年末まで、公安部門の統計によると、全市年末の戸籍総人口は862.5万人。人口の変動と労働力調査資料の推測では、全市年末の居住人口は889.54万人。全市に満、漢、回など51の民族がある。中心都市部の面積は128平方キロメートル、人口は108万人である。

  二、歴史と沿革

  濰坊は歴史が悠久である。およそ6000年前に、弥河の古い道の側に人の群れが定住しはじめた。夏から、歴代王朝の政権はここで封国建県、立州設府してきた。夏、商時期、境界内に斟灌、斟鄩、寒、三寿等の封国があった。周初期に、武王が封国、建国し、太公望に斉を授け、首都を営丘(現昌楽境内)に設けた。春秋の時期に斉、魯、紀等に属した。現在濰坊の管轄区域は秦の頃に膠東、临淄、琅琊三郡に属し、漢の時青州州長官部に属し、唐代に河南道に属し、宋は代わって京東東路に属し、明・清の時代に青、莱二州に属した。民国初期に膠東道に属し、1927年に道が廃止され、山東省に直属するようになった。1948年4月27日に濰県が解放され、濰坊特別市と昌濰専区を創立し、1967年3月に昌濰専区は昌濰地区に変え、1981年7月に濰坊地区と改名し、1983年10月に省管轄の地区級市に変え、市が県を管轄する体制を実行した。1958年10月、博山縣を淄博専区に編入し、1969年に临淄県を淄博市に編入し、1978年に膠南、膠县及び黄岛区を青島市に編入し、1983年10月に平度県を青島市に編入し、1992年12月に五蓮県を日照市に編入した。2007年、わが市は行政区画の調整を行って、安丘市の黄旗堡鎮、趙戈鎮と昌邑市の太保庄镇を坊子区の管轄に編入し、寿光市の大家洼街道を寒亭区の管轄に編入した。濰坊市は現在4区、6市、2県を管轄している。合わせて 67の鎮、1つの郷、49の街道、8963の村民委員会、636の住民委員会がある。

  三、地形の概況

  濰坊市の地形の全体の特徴は南が高く、北が低いである。南部は山岳地帯、丘で、地面の高程は海抜100メートル以上で、最高海抜1032メートル、面積5646平方キロメートル、全市総面積の35.6%を占めている。中部は傾斜型平原区のため、地面の高程は海抜7-100メートルで、勾配は1/500-1/1200、面積6597平方キロメートル、全市総面積の41.6%を占めている。北部沿海は浜海平原区で、地面の高程は7メートル以下で、面積3616平方キロメートル、全市総面積の22.8%を占めている。

  主要河川:濰坊市境界内に流域面積50平方キロメートル以上の河川は103あって、主要な水系に濰河、弥河、白浪河、南北膠莱河と小清河がある。

  濰河、全長246キロメートル、流域面積6367平方キロメートル;

  弥河、全長177キロメートル、流域面積3863平方キロメートル;

  白浪河、全長127キロメートル、流域面積1237平方キロメートル;

  南膠莱河、全長42キロメートル、流域面積1500平方キロメートル、高密市境界内に7.4キロメートルある;

  北膠莱河、全長103.5キロメートル、流域面積3900平方キロメートル;

  小清河、全長237キロメートル、流域面積10276平方キロメートル、寿光市境界内から海に入って、わが市境界内での長さは19.8キロメートルである。

  2007年末までに、濰坊市の森林被覆率は25.6%まで達し、1978年に比べ約16パーセント増加している。

  四、気候、土壌、鉱物

  濰坊市は北温帯季節風区にあって、陸を背に海に面し、気候は暖温帯の季節風型半湿大陸型気候に属している。冬が寒く、夏が熱く、四季がはっきりしている。春は風が多く、雨が少ない;夏が暑くて雨が多く、気温が高く、湿度も高い;秋は空が高く天気がさわやかで、晩秋は乾燥している;冬は空気が乾燥していて寒く、寒い風はしきりに吹いている。1978-2007年の平均気温は12.9℃、1月の平均気温は-2.3℃、7月の平均気温は25.3℃、極限に達した最高気温は40.7℃、1982年5月25日に現れた。極限に達した最低気温は-24.2℃、1985年12月8日に現れている;全市の年平均降水量は605.8ミリメートル;霜が降らない期間は195日。

  濰坊は南から北まで茶褐色土、褐色土、湿土、砿姜黒土と塩土という5の種類の土が分布している。濰坊は我が国東部の新華夏系第2隆起帯と第2沈下帯の接続部に位置しており、現在すでに金、銀、鉄、石炭、石油、サファイア、重晶石、沸石、バントナイト、花崗岩など、58種類の鉱物が発見されている。埋蔵量が確認されているのが36種類、利用されているのが42種類、12種類の鉱物の埋蔵量が省で最も多い。

  五、全市の経済社会の発展の状況

  2008年は私達の党と国家にとって発展過程の中で尋常ではない1年で、濰坊経済が試練に直面し、挑戦を受けた。団結して奮闘し、積極的に開拓した1年でもあった。市委員会、市政府の正しい指導の下で、全市上から下まで真剣に党第17期代表大会と第17期第3回中央委員会全体会議の精神を学んで、深く突っ込んで科学的発展観を徹底的に実行し、「一六三三」構想の目標をめぐって、積極的に複雑で変化が多い経済情勢に対応して、力を入れて最適化し、経済構造を調整して、経済発展方式を転換することを加速させ、強力に全面的小康社会の建設を進め、積極的に科学的発展を推進している、調和がとれた発展、率先発展、経済社会の発展に新しい業績を得た。都市と農村に新しい変化が起き、各社会事業の繁栄、進歩、政治建設、経済建設、文化建設と党建設は全面的に推進され、社会、政治が調和がとれていて、安定している。人民生活水準は引き続き高まっている。

  (一)総合

  マクロ経済が健康に調和に穏やかに発展している。初歩的な計算では、2009年に濰坊市の国内総生産値(GDP)は2727.8億元を完成し、不変価格によって昨年に比べて12.9%増大している;そのうちで第1次産業の増加額は302億元、4.6増大している;第2次産業の増加額は1564.7億元、13.7%増大している。そのうちで工業増加額は1419.1億元、12.6%増大している;第三次産業の増加額は861.1億元、14.0%増大している。第一、二、三産業がそれぞれGDPを0.5、8.0と4.4パーセント押し上げている。居住人口によって計算すれば、1人当たりGDPは30568元(年末の為替レートによって換算して4477ドルになっている)に達し、昨年に比べて12.2%増大している。三次産業の構造調整が11.1:57.3:31.6になった。

  2009年に各県・市・区、市属開発区国内総生産値完成状況:濰城区143.1億元、寒亭区(経済開発区を含む)110.0億元、坊子区72.6億元、奎文区96.4億元、青州市300.2億元、諸城市402.0億元、寿光市416.7億元、安丘市162.0億元、高密市274.2億元、昌邑市201.2億元、臨朐県122.8億元、昌楽県140.0億元、ハイテク(高新)産業開発区151.9億元、浜海経済開発区100.4億元。

  第4四期企業の総合経営状況を反映する企業景気指数は139.6%に達し、企業家の自信指数は136.5%。 前年度同時期に比べ22.8%と27.7%を伸びた。

  企業の上場に新しい突破を実現した。年間計17.2億元の資金を募集している、昌大国際、得利斯2社が国内外で上場している;豪源実業、昱合グループ2社の上場企業が再融資に成功している。2009年まで、全市21社の企業に24の株が外国に上場していて、合計302.3億元を募集した。上場会社数と募集資金の金額が省内でそれぞれ第二位と第一位を占めている。

  ブランド創建活動に新しい突破が見られた。全市で省長奨を二つ、省長品質奨推薦奨を二つ、新しく認定された山東省有名商標68、新しく出た中国有名ブランド7個、新しく認定された山東省有名ブランド50件、継続が50件である。2009年末まで、全市で計39の中国有名ブランドがあり、237の山東省有名商標が認定されている。山東省長品質管理賞2つ、山東省長品質管理賞推薦奨2つ、地理シンボル保護製品5個、中国ブランド商品31個、国家検査免除製品51個、山東ブランド商品187個、山東サービスブランドプロジェクト23個がある。

  民営経済の発展は迅速である。2009年、全市民営経済の増加額は1533.1億元を完成し、昨年に比べて14.9%増大し、GDPに占める比重が昨年の55.2%から56.2%に上がっている;全市民営経済の社数が25.3万社、19.5%増大している;従業員数が135.3万人、24.1%増大している;資本金が1246.5億元、32.2%増大している;納税額が206.4億元、18.3%増大して、全税収に占める比重が72.8%で、2.2パーセントあがった。

  企業の登記資本金額は安定を保ちながら上がっている。国内資本の企業の登記資本(金)は503.6億元まで達し、同時期と比べて9.1%増大している。そのうち、国有企業51.6億元;集体企業39.3億元、会社400.0億元である。外国企業の登記管理が新段階に入っている。全市で新しく計160社の外国投資企業と外国投資企業の支店機構が設立され、そのうちの外国投資企業は58社、支店機構は102社。

  安全生産情勢が持続的に安定している。全市累計で各種の安全事故が2343件発生し、死亡者440人、同時期と比べてそれぞれ15.1%と19.0%に下がっている。

  (二)農業

  2009年、市委員会、市政府は全面的に国家の恵農政策を実行し、扶助力度を増大し、農家の積極性は高まって、農業生産の運行は良好である。年間農林牧漁業生産総額595.7億元を完成し、不変価格で4.7%増大している。

  主要農作物の生産高がしっかり増加している。2008年、全市の食糧作付け面積は1149.3万ムーまで達し、4.6%増大している;食糧の総生産量が491.2万トンで、9.7%増大している;綿の生産高が5.2万トンで、0.1%下っている;植物油の原料生産高が30.0万トンで、1.1%増大している;乾燥処理したタバコ原葉の生産高が2.9万トン、8.9%下がっている。野菜の生産高が974.7万トンで、1.7%増大している;果物の生産高が101.5万トンで、4.7%下がっている。

  林業に明らかな効果を得ている。全市で計50.3万ムーの造林を完成し、耕地森林網19.58万ムーを新たに作って、近所植樹は2871万本、14.04万ムーの苗を育てている。百か所の営林場、北部沿海の森林網、荒山の造林、村と町の緑化など重点生態プロジェクトの進展は迅速で、生態営林場70か所を作り上げている。全市森林面積は504.8万ムーに達し、生立木の蓄積量は1105万立方メートル、林木被覆率は33.0%にまで達している。

  牧畜業生産が安定的に発展している。2009年、全市で肉類総生産量114.7万トンで、昨年に比べて10.6%増大している;鳥類卵生産量26.3万トンで、1.4%増大している;乳類の生産高が22.2万トンで、3.0%増長した。

  漁業経済は持続的に発展している。2009年、全市の漁業生産総額は31.6億元まで達し、比較可能価格で7.1%増大している;水産物の総生産量が42万トンで、9.1%増大している。

  農業機械化レベルがいっそう高まっている。2009年、全市農業用機械の総括的な動力が1157万キロワット、昨年に比べて6.9%増大している;農業用機械の総価値が77.6億元、7.6%増大している;国家の農機具補助金政策の激励の下に、大規模の農業用機械は急速に増大して、連合収穫機が1.6万台まで達し、19.8%増大した。トウモロコシ収穫機が5284台まで、56.2%伸びた。年間機械化農業の面積が793.4千ヘクタールを完成し、機械による種まき面積が913.6千ヘクタール、機械収穫面積が779.9千ヘクタールになっている。

  新しい農村の建設のテンポを進めている。8907個の行政村がみんなバスと電話が開通することを実現している;農村水道水受益人口が70.3万人である。農民住宅の建設と改築は全て完成した。新築8万戸、改築1.84万戸である。

  (三)工業

  2009年、全市工業業界は有効な措置を取り組んで、国際金融危機にもたらされたマイナス影響を克服し、工業経済ダウンの赴きを止めて工業生産の効果と利益が大幅に上回る。

  工業の生産は安定に成長している。2009年末まで、全市規模以上の工業企業は4824社まで達し、昨年に比べて476社増加している;増加額1499億元を実現し、同時期と比べて15.1%増大している。全市工業製品の販売率が98.34%、昨年に比べて0.49パーセント伸びた。

  工業の投入は速い増加額を維持している。2009年、全市工業が721.7億元の投資を完成し、昨年に比べて16.1%増大している。建設中プロジェクトが1722件、そのうちの726件のプロジェクトは竣工して生産し始めている。全市計画中の5000万元以上のプロジェクトが692件、そのうちで1億元を超えるプロジェクトが256件で、当年度投資額424.7億元を完成し、規模以上投資の22.8%を占めている。

  工業経済効果は明らかに高まっている。2009年、全市規模以上工業が業務収入6050.24億元を完成し、昨年に比べて15.5%増大している;利潤326.3億元を実現し、20.7%増大して、利益と税金521.10億元を実現し、21.3%増大している;納付税金が185.99億元で、11.5%増大している。規模以上工業の赤字率が3.42%で、0.62パーセント下がった。赤字企業の損失額が12.84億元、21.5%増大している。完成品の在庫額は246.25億元で、14.3%増大している。回収すべき売掛金が269.58億元で、7.8%増大している。この2項の金額は流動資産平均残高の34.5%を占めている。

  省エネルギー効果が著しい。2009年、全市で計十大省エネルギー重点プロジェクトの42項目を実施し、総投資33.74億元である。プロジェクト完成後、年間で154.52万トンの標準石炭が節約可能。16個のプロジェクトが国家省エネルギー奨励項目に入れ、28個のプロジェクトが省クラスの省エネ財政資金の奨を受けられ、補助金額7497万元を得た。全市で8つのエネルギー消費が高い新規プロジェクトに対して区域同量を実行し、立ち後れる生産能力を淘汰し、計26.38万トン標準石炭を節約した。2009年、全市で相前後して裕卓セメントなど3社のセメント企業のかまど生産ライン4個、40万トンの熟成原料生産能力を淘汰した;潍焦グループの128立方メートルの溶鉱炉を2座淘汰した。

  (四)固定資産投資と建築業

  固定資産投資の増加が速い。2009年、全市社会固定資産投資が1890.5億元を完成し、昨年に比べて24.1%増大している。そのうちの規模以上は投資1858.2億元を完成し、23.9%増大している;規模以下は投資31.8億元を完成し、35.1%増大している。規模以上は6498件のプロジェクト工事に投資し、そのうち総投資額1000万元超のプロジェクトが3153件ある。規模以上投資の中で、第一産業投資が64.5億元を完成し、118.8%増大している;第二産業投資が730.6億元を完成し、13.6%増大している;第三次産業投資が1063.7億元を完成し、31.7%増大している。都市と町投資が1403.6億元を完成し、19.5%増大している;農村投資が455.2億元を完成し、39.9%増大している。

  「三つの大きな投入」は亮点が見られる。「三つの大きな投入」の中に、ハイテク技術への完成した投資は509.1億元で、規模以上比重51.5%を占め、同時期に比べ18.4%増長した。現代農業への完成した投資は64.5億元で、規模以上比重3.5%を占め、同時期に比べ118.6%増長した。文化産業への完成した投資は445.9億元で、規模以上比重24%を占め、同時期に比べ91.9%増長した。生態建設への完成した投資は356.9億元で、規模以上比重19.2%を占め、同時期に比べ29.5%増長した。公共サービスへの完成した投資は525.1億元で、規模以上比重28.2%を占め、同時期に比べ54%増長した。

  不動産開発投資の増加が速い。2009年、全市で不動産開発への投資金額が266.5億元を完成し、昨年に比べて35.7%増大した。そのうち、住宅への投資は208億元で、27.0%増大している。年間分譲住宅の売上高は238.2億元、昨年に比べて86.4%増大している。

  沿海開発がめざましく進んでいる。国と省が打ち出された渤海、黄河デルタ高効生態経済区、山東半島ブルー経済区、胶東半島ハイテク産業区集中区の発展を支持する政策、措置を囲んで、沿海部の市と区を協調してプロジェクトを導入し、投入を増加し、経済の結構を調整斯、レベルをアップさせた。「一本の町のセンタラインに九個の産業エリア」の開発の方針により、より早く重点エリアの開発と建設を推進し、濱海経済区トータル企画及び濱海新城中央ビジネスアリア、科学教育創新エリア、物流エリア、濱海観光など重点区域と産業の発展企画がスムーズに進み、すでに中期の目標に達した。

  沿海市区には、セット園区240平方キロメートル、契約されたプロジェクトが227項で、中に億元を超えるプロジェクトが92個ある。契約投資金額が787億元で、実際振り込み資金が215億元であり、昨年同時期に比べ117%と151%増長している。2009年、濱海開発区新着工プロジェクトが199個で、5000万以上のプロジェクトが215個ある。着工5000万以上のプロジェクトが207個あり、投資総規模が800あまり億元である。規模以上の固定資産投資208.2億元を完成している。濰坊森達美港が一類港として外国との通航を実現し、“十一∙五”期間中に全省唯一な対外開放の港となっている。

  建築業は穏やかに発展している。2009年、全市資格以上の建築施工企業は生産額354.7億元を完成し、昨年に比べて13.5%増大している;全従業員労働生産性139505元/人、12.5%増大している。入札を実行した工事の面積が3362.9万平方メートル、22.3%増大し、施工面積の77.3%を占めている。

  (五)交通運輸と郵便・電信

  交通運輸業の発展が速い。2009年、全市交通インフラ建設投資が64.39億元を完成し、そのうちの道路建設投資が49.6億元を完成している;場駅、港、空港、地方鉄道建設などは14.8億元の投資を完成している。年末まで、全市道路の開通キロ数は22631.8キロメートル、そのうちの高速道路が352.4キロメートル、道路密度は141.4キロメートル/百平方キロメートルに達している。営業性自動車は17.6万台まで達し、そのうちで客車7982台(タクシー4301台を含む);貨物車79558台;その他の車とトラクター89032台。年間道路の旅客輸送量が20412.7万人を完成し、旅客取扱量が95.3億人キロ、貨物輸送量18732万トン、商品回転量623.2億トンキロを完成している。水路による貨物の運送量は578万トン、貨物回転量63億トンキロである。全市港湾貨物呑吐量が1263万トンを完成している。航空輸送は旅客輸送量107172人、貨物輸送量16487トンを完成している。青臨鉄道が貨物輸送量90万トンを完成している。

  郵政事業は着実に発展している。2009年、全市で郵政業務の総量が6.01億元を完成し、昨年に比べて11.18%増大している。書簡3785.1万件、12.24%増大している;小包19.82万件、16.62%下がっている;EMS203.6万件28.56%増大している;新聞10174.84万組、8.37%増大している;雑誌53.47万組、65.77%下がった。

  電気通信業は速い発展を維持している。2009年、全市電気通信企業は電気通信業務の総量が59.1億元を実現し、昨年に比べて0.8%あがった。携帯電話ユーザーは580.5万戸、14.9%増大し、固定電話ユーザー数(小霊通を含む)が204.9万戸、12.3%下がっている。

  情報インフラがますます整備される。2009年、全市通信光ケーブルの長さは85万芯長キロ、インターネット通信輸出容量が120G、電話普及率が92.7台/百人、インターネットユーザー数は370万戸を上回っている。ラジオ・テレビの総合人口カバー率は100%まで達成し、CATVユーザー数は210万戸まで達し、去年に比べて20万戸増加し、CATVは入村率と入室率がそれぞれ100%と86.5%を達成している。

  (六)国内貿易と近代的物流業

  国内消費市場は安定を保ちながら上がっている。2009年、全市で社会消費財小売総額が988.5億元を実現し、昨年に比べて19.1増大している。販売区域別でみると、都市部小売り額は586.0億元実現し、19.6%増大した。県の小売り額は58.8億元実現し、27.4%増大した。県以下の小売り額は343.6億元実現し、16.9%増大している。業界別でみると、卸売業の小売り額が210.1億元、25.8%増大している;小売業の小売り額が639.4億元18.9%増大している;飲食業の小売り額が88.0億元、13.7%増大している。

  都市と農村の市場ネットワーク体系は改善している。2009年、1万平方メートル以上の商業ネットワークが13か所あり、年取引額億元超の各種商品取引市場が124まで達している。全市で新規または改造した「農家店」が819店、累計で4603店に達している。郷・鎮被覆率が100%まで達成している。農村配送センターを新たに16ヶ所を設立している。各種農業生産財の村級サービス・ステーションが8059か所、農村コミュニティ総合サービスセンターが100か所新設している。

  近代的物流業の発展は加速している。2009年、物流取扱総額が8400億元で、昨年同時期に比べ16.8%伸びた。50億元を超えたのが18社まで発展した。そのうち、潍柴動力搬送センター、山東海化物流、潍百グループなど6社は年間物流の金額が100億元を超えている。

  (七)対外経済貿易、観光

  対外経済貿易は引き続き速い増加を維持している。税関の統計によると、2009年全市の輸出入貿易総量が80.8億ドル、昨年に比べて3.6%下がった。そのうちで、輸出は62.0億ドルで、5.2%下がった;輸入は18.7億ドルで、2.0%増大している。輸出入、輸出、輸入の伸びはそれぞれ全省の平均レベルの8.8%、9.4%、11.1%を上回っている。企業の性質別にみると、三資企業は21.1億ドル輸出し、22.8%下がった;集団、民営企業は28.7億ドル輸出し、1.5%下がった。大口商品別にみると、機械・電力設備は17.3億ドル輸出し、20.7%増大している。ハイ・テクノロジー製品は1.9億ドル輸出し、23.5%下がった。新規認可した外国人投資プロジェクトが79件、契約ペースでは8.7億ドル外資を利用し、13.9%増大している。実際に着金した外資額は6.8億ドル、39.8%増大している。労務輸出新規契約額は29億ドル、売上げ11.3億ドル、それぞれ65.4%、36.7%増大している。

  観光業が一層発展している。2009年、全市で国内外からの観光者数は延べ2330.6万人、昨年に比べて24.7%増大している;観光総収入が189.8億元、27.8%増大している。国内観光者数は延べ2313.4万人数を受け入れ、23.8%増大している;国内観光収入は181.4億元、同時期と比べて26.4%増大している。外国からの観光客は延べ17.25万人、30.9%増大している;国際観光収入は1.2億ドル、73.1%増大している。

  (八)財政の金融保険

  地方財政歳入は着実に増大している。2009年、全市財政の総収入は299.5億元を完成し、昨年に比べて15.2%増大している。そのうち、地方財政歳入が158億元、19.7%増大している。地方財政歳入の中で、増値税、営業税、企業所得税、個人所得税四つの主な税収が合わせて70.7億元、12.6%増大している。財政歳出は227.7億元を完成し、24.9%増大している。そのうち、地方財政歳出は196.9億元を完成し、22.8%増大している。23年間連続して財政の収支均衡を実現し、各項目の財政指標は引き続き全省トップを保っている。地方財政歳入の伸びは全省の中に第二位を占め、全省7.4%を上まわっている;総量は省の中に第四位である。全市税の収入は地方財政歳入の比重が87.4%に達し、昨年より2.3%が上まわっている。科学技術、文化体育とメディア、社会保障と就職、医療衛生、環境保護、城郷コミュニテイー、農林水への支出はあわせて90.4億元で、29.3%増長し、平均伸びの4.4%を上回っていて、省の中に第三位をランクされている。

  金融運行は良好な発展態勢を呈している。2009年、招商銀行、興業銀行、華夏銀行、民生銀行、浦発銀行は相次いで開業をしている;中信銀行は設立の準備を許可され、わが市の金融業に活力を注入されている。全市金融機関の貯蓄、貸付け総量は大幅に増加し、経営の効果と利益は明らかに高まって、全市経済の良くて速い発展を支持した。年末全市金融機関の当期外貨各種預金残高が2768.2億元、年初に比べて707.9億元増加し、34.4%増大している。元と外貨の預金残高が1612.2億元、年初に比べて279.6億元増加し、21%増大している。金融機関の各種貸し付残高が1513.4億元、年初に比べて302億元増加し、24.9%増大している。貨幣は持続的に回収され、年間の現金収支は相殺して、回収貨幣が41.6億元。金融機関の経営効果と利益は大幅に増加し、利潤が52.8億元を実現し、同時期と比べて13.9億元増加している。

  保険業の健康な発展。2009年、全市の財産、生命保険は累計で保険掛金の総収入が64.9億元を実現し、昨年に比べて16.3%増大している;そのうちで、財産保険掛金が19.6億元で、26.2%増大している;生命保険保険掛金が45.4億元で、12.5%増大している。年間賠償金と保険給付金を19.2億元支払って、うち財産保険賠償金が10.5億元を支払って生命保険賠償金が8.7億元を支払っていた。

  (九)科学技術

  科学技術の創造能力は明らかに強まっている。2009年、各種の各級科学技術計画285項目を実施している。省レベル以上の科学技術計画プロジェクト147個がある。省初回自主革新製品の認定で、全市で90の製品が認定されている。科学技術成果の育成が新段階に進んでいる。全市で科学技術成果392項目を育成し、市レベルの科学技術進歩賞を150項目を評定し、22項目が省科学技術進歩賞を獲得している。科学技術革新のプラットフォーム建設を全面的に推進し、13の研究開発プラットフォームで研究開発能力が形成されいる。市レベル以上のプロジェクト技術研究センター86社を育成し、そのうちで省レベルのプロジェクト技術研究センターが6社ある。

  特許について成績が著しい。2009年、全市で特許を計5458件を申請し、昨年に比べて12.4%増大している;特許授与3546件、37.1%増大している;発明特許出願682件、9.5%増大している。

  品質の技術監督について成績が大きい。標準化戦略を進めている。50社の企業が57項目の標準採用をし、前年指標の163%を占めている。全市には1038社の企業が国際標準と国外先進標準を採用している。8社の企業が15個の国家標準と童形標準を作り、6社の企業が中国標準革新貢献奨を申し出ている。3社の企業が順調に国家級標準AAAA級を認められ、AAA級認証された企業が30社、AA級に称された企業が157社あり、全省各地区と一般都市の首位に立っている。エネルギー計量の措置が適確である。全市で45社の企業が計量体系認証を受けている。11社の392の製品がC標識を獲得している。

  ハイテク産業は持続的に急速に発展している。2009年、全市でハイテクノロジー製品109を開発し、ハイテク産業は生産額1846.34億元を実現し、規模以上工業生産総額に占める比重を30.35%まで達成し、年初に比べて2.26パーセント高まっている。80社の企業が国家級ハイテク企業と認定されている。

  濰坊輸出加工区、累計で固定資産投資10451万元を完成し、工業生産総額8673万元を実現し、そのうちのハイテクノロジー生産額が7683万元、増加額538万元;輸出入額1586万ドルを実現し、そのうち輸出額が1297万ドルである;財政総収入566万元を実現し、そのうち地方財政歳入は297万元である。

  (十)都市建設、「小城鎮」建設、環境保護

  都市建設は急速に発展している。新規工事した玄武街など10本の都市メインストリートの長さが22.3キロで、総投資が4.4億元である。玄武街、虞河路など7本の道路が開通さていた。オリンピック体育上も竣工され、運行している。文化芸術センターの建設も着実に進み、都市企画芸術館がオーポンされている。文化宮、青少年宮、図書館、科学技術館の建設も進んでいる。

  町と鎮の都市化の発展は絶えず加速され、60個の「小城鎮」の建設は進んでいる。「小城鎮」の建設は85億元の投資を完成していた。中にインフラの建設に30億元を投資していた。84項目の管理権が県に授かり、「小城鎮」の発展にパワーを注いでいる。60個の「小城鎮」の投資融資、創業サービス、コミュニテイーサービス三つのブラットフォームと興業、農業、サービス業三つの園区が全部完成している。2009年、全市人口の都市化率が49.63%に達している。

  環境保護と生態建設が著しい成果を収めている。2009年、相次いで三回に分けて国家と省に118個の生態環境保護のプロジェクトを推薦し、投資金額が93.4億元である。少エネ、排出減少と生態建設工程プロジェクトが74個で、投資金額が23.5億元である。同時に中央が内需拡大の投資プロジェクトに対し、全部環境保護の審査をし、評定率100%に達している。環境が美しく住みやすい郷鎮が国家級5個と省級38個を建設している。

  (十一)教育、衛生、文化、スポーツ

  教育の発展に新しい突破を実現している。2009年、全市には各種類の学校が3609校ある。中に各種こ高校(大学)13校(普通大学10校、)、基礎教育3537校、中等職業教育59校、それぞれの在校生14.5万人、122.9万人、12.5万人である。その中に、普通高校が53校、在校生16.3万人である。義務教育費の保障体制は大体できている。各種の家庭経済が困難な学生1.2万人に出資し、援助している。省政府の年度教育監督指導評価の中で、総得点は全省第二に位置している。

  衛生事業の発展は更に新段階に進んでいる全市で各種医療保健・医療施設が1418ヶ所、中に病院94ヶ所、ベッド数32978枚、医療技術者数4万3700人ある。資格取得(助理)医師18555人いる。衛生機構は年間2473万人を診療され、健康審査206.8万人である。「新農合」に加入した農民は621.5万人に達している。加入率が99.8%である。農村94.81%の人口が水道の水を飲んでいる。

  文化出版事業は盛んに発展している。2009年、全市新規標準化文化ステーションが42ヵ所、117の郷鎮は全部規範化の総合文化ステーションを造った。省が規定された計画より一年を早めに実現し、省の第二位に位置している。全市重点文化プロジェクトが55個、中に投資5000万を超えるプロジェクトが49個ある。市レベル以上の刊行物で正式に各種文芸作品2400数件を発表し、そのうち省レベル以上50あまりの賞を受けている。年間著作権登録作品が286件である。

  スポーツにおいても成績が著しい。2009年、全市にはグランド2800ヶ所、市民スポーツ活動できる施設が6651ヶ所ある。全市50%以上の農村コミュニティすべてにスポーツフィットネス施設を添えさせた。

  (十二)市場の物価

  2009年、全市消費者物価総括的指数が100.5%、同時期と比べて0.5パーセント上昇している。そのうち食品類、タバコと酒はおよび生活用品類、医療保健と個人用品類の価額はそれぞれ2.9%、1.4%、0.7%上昇している。居住類、家庭設備、およびメンテナンス・サービス類、服装類、娯楽教育文化用品サービス類、交通通信類はそれぞれ0.3%、0.4%、1.2%、0.5%、1.0%下がっている。原材料購入価格と燃料動力価格と工業製品出荷価格はそれぞれ7.42%、5.47%下がっている。家屋販売価格指数、土地取引価格指数と家屋賃貸価格指数がそれぞれ2.5%、6.5%と1.0%上昇している。固定資産投資価格指数は3.85%下がり、インストール工事価格指数は5.92%下がっている

  (十三)市民生活と人口

  都市と農村住民の収入は着実に増大している。サンプリング調査によると、2009年に全市都市部住民支配可能1人当たりの収入は17267.3元で、昨年に比べて10.0%増大し、都市部住民1人当たり消費性支出は12484.1元で、7.9%増大している;年末に都市部住民百戸当たりの家庭にカラーテレビ116台、電気冷蔵庫109台、洗濯機100台、エアコン94台、携帯電話199台、パソコン73台、家庭用自動車14台を所有している。都市居民一人当たりの住宅面積は33平米に達している。農家1人当たり純収入が7695元、8.8%増大している。農家1人当たり生活消費性支出が5240元で、8.5%増大している。年末に農村住民百戸当たりの家庭にカラーテレビ112台、電気冷蔵庫82台、洗濯機79台、携帯電話155台、オートバイ78台、生活用車8.3台を所有している。農家一人当たりの住宅面積は36.7平米である。

  就業と再就業事業は著しい効果を見せている。2009年、都市部就業と再就業者23万人、農村労働力転換就業11.4万人、一時帰休者と失業者再就業4.8万人、「40・50」など就業困難人員再就業6649人を実現し、都市部登録失業率を3.28%に抑えている。

  社会保障能力は高まっている。2009年、年金、医療、失業、労働災害、生育5項目の社会保険制度を引き続き改善し、年間各社会保険が拡張し37.62万人増え、各社会保険基金68.39億元を募集し、基金支出58.4億元、当期9.99億元があまっている。企業定年退職人員18.41万人もの養老年金を高めた。都市部住民の基本的医療保険制度を創立し、加入者数が77.1万人に達した。

  計画生育の総合的改革を着実に進め、低出産レベルを安定的に保っている。2009年、全市で74362人生まれた。性別比が107.0で、合法的出産率は96.3%で、人口出生率と自然成長率はそれぞれ8.56‰と2.93‰である。公安部門の統計によると、全市年末戸籍上総人口が867.85万人である。人口変動と労働力調査資料の推測では、全市年末の居住人口は895.15万人である。

  注:(1)官報に掲載された地域国内生産総値(GDP)、増加額などの価値指標は当該年の価格によって計算し、成長率は不変価格によって計算している。

  六、観光資源

  濰坊市内には十笏園、凧博物館、雲門山、範公亭、沂山国家森林公園、老竜湾、富華遊園地など有名な観光名所があり、臨朐山旺化石と諸城の恐竜化石は世界的な極みと称され、、楊家埠の木版年画は全国三大木版年画の1つである。濰坊は凧の発祥地の1つで、宋の時からすでに流行りはじめている。1984年から連続して26回の国際凧大会を成功裏に開催し、多くの国内外の観光客を引きつけ、1988年濰坊は世界凧連合会に「世界凧の都」と認定されている。凧大会をリード役の民俗観光、青州、临朐の人文自然景观を中心とした自然観光、寿光の農業を中心とした田園生態観光、濰坊港を中心とした海上観光を統合した観光の枠組みが初歩的に形成されている。

  その他に、年に一度の中国(寿光)国際野菜科学技術博覧会、魯台経済貿易交渉会、中国(青州)花卉交易会、中国(昌邑県)北方緑化苗木博覧会、中国(昌楽)国際宝石祭、楊家埠凧年画芸術祭、寿光のハス祭り、青州の金秋観光文化祭、青州雲門山寿文化祭、青州仰天山エンジュ祭、沂山の登山大会、沂山のエンジュ祭などが、多くの国内外の観光客をも引きつけた。

  七、お土産

  濰坊の工芸美術は歴史が悠久で、品種が豊かである。主に濰坊の凧、真珠や宝石、青銅器、红木銀漆器、楊家埠木版年画、レース、刺繍、芸術彫刻などがある。

  濰坊飲食業は歴史が悠久で、唐宋の時に業界の形態はすでに初歩的で成熟し、明清の時に一層発展し、清末と民国の時に繁栄し、濰坊「朝天鍋」、「肉火焼」、「鶏鴨和楽」、「昌楽高崖甩面」、「安丘景芝三頁饼」、「安丘碗豆黄」、「安丘金丝面」、「高密卤包」、「臨朐全羊汤」、「临朐全蝎」など多くの地方名物軽食が人々を楽しませている。

  わが市にはお土産の品種が豊かで、安丘の 「白芬子」ショウガ、寿光「楽義」キュウリ、高密市の「菲達」タマネギ、寒亭区の「鸢伊红」メロン、昌楽県の「鄌郚」種無しスイカ、濰坊の「濰県」ダイコン、昌邑市の「鲁邑海豊」ワタリガニなどが中外を問わずよく知られている。中国の野菜の故郷、中国のショウガとニンニクの故郷、中国のアスパラガスの故郷、中国の蜜桃の故郷、中国のイチゴの故郷、中国のクリの故郷、中国のスイカの故郷などの18の中国特産物の故郷��濰坊にある。

  八、対外交流

  濰坊市が米国のプウェッブロ市、ドイツのフライシン地区、オーストラリアのドンチプスラン市、日本の日向市、韓国の安養市と友好都市関係を結んでいる。

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