工業情報化省が5日に発表した報告書「2017年電子情報製造業の推移状況」によりますと、2017年の中国の携帯電話生産台数は19億台となり、生産量は前年比1.6%増となったものの、成長速度は18.7ポイント下落したということです。

　　また、同報告書によりますと、生産された携帯電話19億台のうち、スマートフォンが前年比0.7%増の14億台となり、全体の74.3%を占めているということです。

　　なお、国際データセンター(IDC)によりますと、約10年間の急成長を経たスマートフォンは、生産台数、出荷台数ともに下落を見せているとされ、2017年、世界中のスマートフォンの出荷台数は2016年より0.1%減少しています。また、市場シェアのランキングも変化しており、2017年、アップルはサムスンを抜いて1位となり、世界市場シェアの19.2%を占め、サムスンは18.4%のシェアで2位、シェア10.2%のファーウェイ(華為)、同じく7%のシャオミ(小米)はそれぞれ3位と4位を占めているとのことです。(朱、む)