中国共産党中央政治局委員でもある胡春華国務院副総理は、3日から4日にかけて、東北地方の吉林省で農業と農村の作業の様子を視察しました。

　　胡副総理は「『三農』活動(農業、農村、農民に関する活動)について習近平総書記が論述した内容を深く貫き、農業の供給側構造改革を推し進め、農業の安定発展と農民の収入の持続的な増加を大いに促進して、経済の持続的かつ健全な発展と社会の大局の安定をサポートしなければならない」と述べました。

　　胡副総理はまた、「重要な農産物、特に食糧の効果的な供給を確保することは、農業と農村活動の第一の任務である。土壌を保護できる新しい耕作の手法といった、グリーンな生産方式を積極的に推進し、農業の基盤を強固にしていく。また、高品質な農業振興戦略の実施を加速し、生産の標準化を前進させていく。そして、農産物の加工と流通を大いに発展させ、農業産業チェーンを拡大し、バリューチェーンをレベルアップさせ、サプライチェーンを作り上げ、農業の全産業チェーンの収益を向上させて、農民の収入増加のルートを拡大していく。さらに、農家や農民合作社の発展を着実に促進し、農業の社会的なサービスシステムを整備して、農業を近代的な発展の道に導いていく」と強調しました。