1月1日、中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ／CMG）と陝西省人民政府、福建省人民政府の共催した第9回シルクロード国際映画祭が古都、西安で開幕しました。

　　CMGの慎海雄台長は式辞で、「今年は習近平国家主席が『一帯一路』イニシアティブを提出してから10周年を迎え、CMGが陝西省、福建省とともに、第9回シルクロード国際映画祭を催すことは、『一帯一路』の質の高い発展と共同建設の理念を貫く実践である。今後もCMGは『思想＋芸術＋技術』といった融合報道の理念を生かしながら、シルクロードの栄光を物語る多くの優秀作品を作っていく」と述べました。

　　今回の映画祭のテーマは、「世界に通じるシルクロード、光り輝く長安」で、90の国と地域からの1598作品の応募がありました。3日の閉会式では10部門でグランプリの「金シルクロード賞」が発表されます。そのほか、映画祭の期間中、様々な試写会やフォーラム、映画の夜などのイベントが行われています。

　　シルクロード国際映画祭は2014年に発足し、映画を絆としてシルクロード沿線諸国の文化交流と協力を促し、シルクロードの精神や文化を伝え、「一帯一路」の共同建設に良好な人的・文化的な機会を作ることを主旨としています。