このほど中国での旅を展開していたNBAのジェームズ・ハーデン選手は、バスケットボールイベントに参加するほか、中国版TikTokドウィンのインフルエンサー・楊さん（ドウィン名「瘋狂小楊哥」）の生中継室を訪れ、電子商取引（EC）を体験しました。

　　今回、楊さんが販売したのはハーデン選手自身のブランドであるワインJ-HARDENで、単価436元（約8745円）の5000セット（ワンセット2本入り）です。販売開始からわずか5秒で売り切れ、売上高は218万元（約4369万円）でした。その売り切れの速さにハーデン選手は「NO way！」と驚きを隠さず、自ら販売記録を確認しました。その後、楊さんは3000セットを追加しましたが、同様に数秒間で売り切れました。結果、ワインJ-HARDENの売上高は計500万元（約1億円）を超え、訪問人数が最も多い時は160万人を上回りました。

　　ハーデン選手にとっては、インターネットの生中継室で電子商取引の熱気を感じられたのは珍しいことかもしれませんが、楊さんのフォロワーにとってはよくあることで、もう慣れています。昨年11月時点で楊さんのフォロワー数は1億人を超え、ドウィンで最初にフォロワー数が1億人を突破した人気者となりました。現在、楊さんのフォロワー数は延べ1億1800万人で、ドウィンでトップの座を占めています。（朱、野谷）